小樽市をスタートして積丹半島を経て日本海沿岸を見ながら江差町まで続く国道229号線。
岩内町以外大きな町がなく観光スポットが少ないですが、日本海と奇岩が続く絶景ルートとしてライダーなどが多く通行しています。
そんな国道229号線沿いにある絶景スポットながらガイドブックには掲載されていない超穴場な展望台があります。
それが寿都町磯谷地区の高台にある磯谷高原展望台です。
舗装された林道を進む
国道229号線「浄恩学園・しおさい学園」看板横にある「林道・蘭越磯谷線」を5kmほど登っていきます。
林道という名前ですが全線舗装されており走りやすい道となっていますが、道はかなり狭いので通行の際には十分注意しましょう。
蘭越町の共栄地区からも登ることができますが、道がかなりクネクネしているのでお勧めはできません。
羊蹄山を見下ろす絶景
20分ほど山道を登っていくと広い展望スペースに到着します。
特に看板等はありませんが、羊蹄山が見えるあたりが展望台です。
直ぐ近くにある風力発電のプロペラは立入禁止となっているので注意しましょう。
ココはもともと磯谷牧場という町営牧場だった為とても見晴らしがよい場所です。
早朝に来ると雲海と羊蹄山付近から登る朝日が見られるようなのでいつか見てみたい光景ですね。
風車のある光景
日本海沿岸に位置する寿都町は風の町でもあります。
町内の至る所に風力発電の風車を見ることができます。
この辺りには数年前まで風車はなく、牧場が廃止となった後に取り付けられたため比較的最近できた風車です。
何もない場所に作られた風車ですが、景観を損ねることなく、海や山がみえる素晴らしい景色に一体化しており素晴らしい光景を見ることができます。
日本海の海岸線から羊蹄山まで
寿都町市街地側を見ると義経伝説の残る弁慶岬や道南の最高峰でもある狩場山を望むことができます。
夕日はこちらの方へ沈むので朝日のみならず夕日も見ることができる所です。
360度の展望は利かないですが、日本海から羊蹄山まで見ることができる超穴場な絶景スポットの磯谷高原展望台。
冬季は除雪がされていないため雪がない季節にしか車では行けませんが、夏に訪れれば青い海と青い空が美しく、秋の早朝には雲海も眺められ、夜には満天の星空と時間や季節を変えて何度でも訪れたくなる素晴らしいスポットですよ。
■磯谷高原展望台
【住所】北海道寿都郡寿都町磯谷町
【アクセス】岩内ターミナルからニセコバス「寿都ターミナル」行きに乗車し、「横澗」で下車5km徒歩1時間20分
※冬季は除雪をしないため通行止め
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話