釧路市阿寒町まで延伸しあと14kmほどで釧路市内という所まで延伸した道東道。
本別町から先無料区間となるため、海岸線の下道を走る人が少なくなりましたが、釧路市街地へと向かう途中にロマンチックな響きのある海岸があります。
それは道の駅も併設している恋問海岸。
「僕等がいた」や「ハナミズキ」といった映画のロケ地としても利用されたスポットで、果てなき太平洋の眺めが見られる所です。
名前の由来は…
恋問と書いて“コイトイ”と読みます。
恋人たちにとっては何ともロマンチックな響きのある地名ですが、北海道の地名なので元はアイヌ語で「コイ(波)・トゥィエ(崩れる)」を当て字にしています。
「打ち寄せる波が砂丘を崩して川や沼に流れ込む」という意味で、恋は一切関係ありませんが、ここから見る朝日や夕日はとても綺麗なので是非とも訪れたい所です。
釧路は世界三大夕日にもなっている所で、釧路市のお隣にある白糠町の恋問海岸も素敵な夕陽が見られることでカップルに人気があります。
朝日もおススメ
釧路市街地から約17km。
車で30分程度かかる距離にある恋問海岸。
日本の最東端に近いエリアにあり日の出時刻が非常に早いため、釧路市街地のホテルから見に行く場合は非常に早く出る必要があります。
早起きが苦手という人は、恋問海岸は道の駅が併設しているので車中泊をして見るのもお勧めです。
駐車場からすぐ海岸なので起きたらすぐ日の出を見ることができますよ。
ただ夏は3時台、秋でも5時台、冬で7時ちょっと前と早いので早起きは必須です。
道の駅と併設
恋問海岸は道の駅と併設しています。
その名も「道の駅恋問館」で、白糠で獲れた新鮮な魚介類や特産の赤しそを使った名産品など色々と取り揃えています。
居酒屋などで置かれているシソ焼酎鍛高譚は、白糠町で作られている焼酎なんですよ。
ちなみに鍛高譚の鍛高は白糠町にある地名で、9月に訪れると一面赤しそで真っ赤になっている畑を見ることができます。
釧路名物のスパかつ
釧路地方のご当地グルメというと熱された鉄板の上にミートソース、さらにその上にとんかつがのった“スパかつ”が有名です。
釧路市内でチェーン展開している泉屋が有名ですが、喫茶店、レストラン、食堂などいろいろな所で食べられます。
恋問館のスパかつは、白糠町民が愛した「ドライブイン・ゆき」の味を再現したもので、家庭的な味がする懐かしい味わいのミートソースです。
釧路名物を一気に食べられる
恋問館にある「レストランむーんらいと」は、スパカツも人気ですがイチオシは豚丼です。
釧路市内のイオンモールにも豚丼だけを販売している店舗があるくらいです。
名物がいくつかあると初めて来た人はどちらにするか迷ってしまいますよね。
そんな人にお勧めなのが豚丼もミートソースも両方食べられるメニューがあります。
このセット更に釧路名物のザンギもついており釧路を丸ごと楽しめるメニューですよ。
ただ17時で終了となってしまうので夕飯には利用できないというのが少し残念な所ですね。
■恋問海岸
【住所】北海道白糠郡白糠町恋問3丁目
【アクセス】JR釧路駅からくしろバス[36]白糠行きに乗車し、恋問館で下車
【営業時間】10:00~17:00(道の駅)
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話