海鮮丼を食べるならば小樽よりも苫小牧。
札幌近郊の人ならばそう思う人も増え話題となっている苫小牧市。
基本的に卸売市場がある港周辺に海鮮が食べられるお店が集中していますが、今回紹介するお店は港からかなり離れた苫小牧市西部の住宅街にある寿司店「寿し勝」。
ランチがお得
港周辺の海鮮丼は非常にコスパが良いということが広く知れ渡り、マルトマ食堂に至っては2時間待ちもざらといった感じになりました。
寿し勝は苫小牧駅から10km以上離れている閑静な住宅街にあるため、知名度は非常に低く地元の人以外はまず訪れない穴場店です。
お得なランチは、海鮮丼、サーモン親子丼、本マグロ鉄火丼の3種類。
何と海鮮丼に至っては税込み1,000円と港周辺のお店よりもさらに安いです。
港周辺のお店は日曜日休みの所が多いですが、寿し勝は嬉しいことに土日も営業しておりランチ料金もやっていますよ。
10種類のネタが入る海鮮丼
1,000円で出てくる海鮮丼自体はそこまで珍しくもないですが、それなりのものが出てくることが多いです。
寿し勝は、寿司屋ということもありネタも新鮮なので外れはありません。
内容はその時の仕入れによって変化するようですが、この日は本マグロ・鯛・サーモン・たこ頭・ほたて・しめ鯖・甘えび・いくら・とびっこ・玉子の10ネタ。
一つ一つが非常に厚く切っているため非常に食べ応えがある内容で大満足でした。
お寿司屋さんなのでご飯の酢飯も美味しくできています。
いくらたっぷりサーモン親子
海鮮丼以外のものは1,280円と少しだけ高くなりますが、海鮮丼以外のものもネタがたっぷり入っていて美味しいです。
サーモン親子丼は脂ののった厚切りサーモンにたっぷりと入ったイクラ。
プチプチとした食感が味わえる至福の丼です。
同じものを小樽や函館朝市で食べようとしたら2,000円以上は確実にしますね。
北海道では珍しい本マグロ
北海道ではマグロをメインにしているお店はあまり多くありません。
松前町や函館市戸井地区といった津軽海峡周辺でマグロは水揚げされますが、基本的に東京へ卸されてしまうため現地へ行ってもマグロ専門店というものは多くありません。
そんな中で寿し勝では、本マグロをたっぷりと使った鉄火丼が食べられます。
しっとりとした濃厚な旨味があって本マグロならではの味わいが楽しめます。
海鮮丼1,000円に注目してしまいますが、ミナミマグロでもインドマグロでもビンナガでもない正真正銘の本マグロの鉄火丼が1,280円というのも非常にコスパがいいです。
マグロ食文化が少ない北海道でこれほどいい鉄火丼に出会えるのは稀ですよ。
副菜も充実
寿し勝のランチは丼だけでは終わりません。
丼だけでも十分ボリュームがあるのですが、これに汁物代わりのうどん、揚げ物、サラダ、小鉢と副菜が沢山出てきます。
これ全部ついてきて1,000円または1,280円というのは破格のランチです。
港周辺のお店はメディアやSNS等でも話題となり行列もできるようになりましたが、寿し勝は港からも遠い住宅街にあるため、近隣住民以外にはあまり知られていない穴場店舗ですよ。
ただシャリが無くなるとランチ提供が終了してしまうので、あまり遅い時間に行かない方がいいですね。
■寿し勝
【住所】北海道苫小牧市明徳町1-13-5
【アクセス】苫小牧駅から道南バスまたは[13]に乗車し、星雲2丁目で下車
※錦岡駅から徒歩15分くらいですがバスの方が、本数が多いです
【営業時間】11:30~14:00、16:30~21:30
【定休日】水曜日・木曜日
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話