東洋のグランドキャニオン「館の岬」は国道沿いから見ることができますが、それとは別に国道沿いに「くぐり岩」と「シラフラ」の案内看板があります。
これら2つは滝瀬海岸にあり海岸線を歩いてみることができます。
くぐり岩は駐車場から100m、シラフラは600mほど歩きます。
乙部町へ訪れたらここも立ち寄りたい絶景スポットです。
「くぐり岩」は海岸線に降りるとすぐにわかります。
この岩は江戸時代にニシン漁の為に掘削して開けた穴で、当時は陸路のトンネルとして使われていたようです。
くぐり岩の向こう側には東洋のグランドキャニオン「館ノ岬」が見えます。
市街地近くまで砂浜が続いており歩いていくことができます。
長年蓄積された層の横につながる縞模様と、縦に荒々しく削れた模様の美しい館の岬が、くぐり岩から覗くことができます。
シラフラへはくぐり岩とは反対方向へ600mほど海岸線を歩いていきます。
やや歩きにくい道のため運動靴で行くことをお勧めします。
10分くらい歩くと白い壁が続くシラフラに到着します。
シラフラという名前の由来はアイヌ語で白い傾斜地という意味です。
断崖の白さと海岸線に長く伸びる様子はまるで外国のようです。
国道を走っていると気がつかない隠れた景勝地ですが、国道229号線で乙部町内を通るときは立ち寄りたい所です。
■滝瀬海岸[シラフラ・くぐり岩]
【アクセス①】JR八雲駅から函館バス江差行きに乗車し、瀬茂内で下車です。(1日2本)
【アクセス②】江差から函館バス八雲・熊石・大成行きに乗車し、瀬茂内で下車です。(1日8本)
この記事を書いた人:コイチ
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