奥尻ワイナリーは、ぶどう栽培から醸造まで全て奥尻島内で行う日本で唯一離島にあるワイナリーです。
島で自生した山ぶどうから作られたのが始まりで、今でも珍しい山ぶどうで作ったワインも販売しています。
小さな離島ですが10種類以上のワインを製造し、ワインのラベルに鍋釣岩がプリントされているのでお土産にも最適です。
前日までに予約をすればワイン工場の見学もでき、試飲をすることもできます。
奥尻島内には25ヘクタールのぶどう畑があり、ぶどうの木は6万本以上あります。
北海道ではドイツ系の品種が多く栽培されていますが、奥尻島では北海道では珍しいフランス系の品種を育てています。
島の環境が潮風によって豊富なミネラルを運び、独特な潮の香りがするワインとして高く評価されています。
北海道外にも出荷され、東京や大阪のデパートでも販売されています。
奥尻島内で宿泊するとほとんどの宿で奥尻ワインを提供しています。
奥尻島の美味しい海の幸と一緒に美味しいワインを飲む、奥尻島でのみ味わえる贅沢なひと時を楽しむことができます。
ソムリエではないので潮の香りはよくわからないですが、赤はぶどうの味が濃く美味しくいただけました。
お酒が苦手という人にはワイナリーでワインアイスを販売しています。
甘さ控えめでさっぱりとした味わいでほんのりワインの風味も残っています。
アルコール分は0.9%未満なので子供でも食べることができます。
奥尻ワイナリーのすぐ近くにホテル緑館があり無料の足湯があります。
ワイナリーで購入した奥尻ワインアイスを足湯に浸かりながら、奥尻ブルーの海を眺めるという、最高に贅沢な時間を楽しめます。
■奥尻ワイナリー
【住所】北海道奥尻郡奥尻町字湯浜300番地
【アクセス】奥尻バスターミナルから神威脇行き奥尻町営バスに乗車し、追岬公園で下車です。(1日4本)
【営業時間】9:30~17:00
【定休日】11~4月中旬の日曜日
【工場見学】前日までの予約制
この記事を書いた人:コイチ