“atelier nipek café&gallery(ニペク)”美瑛町の四季を感じることができる森の中にある穴場的カフェ

日本とは思えない美しい丘陵地帯が人気の美瑛町。

美瑛町内には景色を売りにしたカフェが多く存在しますが、農村部にあるカフェは冬季休業の所が結構多いです。

そんな中十勝岳連峰が綺麗に望める『atlier nipek café&gallery(以下nipek)』は、通年で営業しており四季折々の光景を楽しむことができる穴場的なカフェとして注目されています。

美沢地区高台の森にある

『nipek』はちょっとわかりにくい場所にあります。

場所は美瑛町の美沢という地域にあり、ちょうど青池で有名な白金温泉へ向かう途中です。

道道966号線沿いには人気の飲食店も立ち並びランチで訪れる人が多いですが、nipekは道道沿いではなく丘を登っていき更に森の中へと入っていきます。

入口付近に小さい看板があるだけで、GoogleMAPのナビ通りに進むと違う場所に案内されてしまうので見落とさないように注意しましょう。

座席は3席だけの穴場的カフェ

美沢地区の森の中にある隠れ家的存在とも言われている『nipek』。

座席数はたった3席しかありません。

ただ食事系メニューがなくスイーツ数点とドリンク類のみのため、近隣の店舗と比べると比較的空いているので入りやすくなっています。

駐車場も3台しか置けないので車が3台いたら満席で、その際は近隣のビュースポット巡りながら待ちましょう。

人気の写真ギャラリー『拓真館』は、車で5分もかからない場所にあります。

美瑛町の隠れたビュースポット

美瑛町の観光パンフレットには、有名スポットにはカメラマークがついておりビュースポットを案内していますが、この辺りにはカメラマークがついていません。

そのためフォトスポットとして非常にマイナーな地域ではありますが、高台に位置するため晴れているときは非常に見晴らしがよい場所です。

カフェ前のスペースも非常に見晴らしがよく、ベンチも用意されているので待っている間はここで景色を堪能するのもお勧めです。

十勝岳連峰が一望できるビュースポットで『nipek』利用者だけが見ることができる所です。

ちなみに貸し切りも可能なようで3時間22,000円だそうです。

珈琲メニューが充実

カフェと言っても食事が充実している所も最近は多いですが、『nipek』には食事メニューが一切ありません。

珈琲にかなりこだわりを持っているようで、珈琲メニューが充実しておりココでしか味わえない少し変わった珈琲“ロマーノ”というメニューがあります。

“ロマーノ”はエスプレッソにレモンを入れ、飲み終えた後エルダーシロップ(イギリス伝統のエルダーという花のシロップです)を入れて残りを楽しむという珈琲。

エスプレッソにレモンや花のシロップは合うのかと思うのですが、これが悪くなく面白い味わいなので、『nipek』に来た時は是非とも飲んでほしい珈琲です。

スイーツはアーモンドタルトがお勧め

スイーツメニューは、アーモンドタルト、ジェラートコンカフェ、ティラミスの3種類。

おススメなのはアーモンドタルト。

美瑛産“きたほなみ”で作られたタルト生地は、フレンチシェフ直伝で本格的なタルトを味わうことができます。

タルトだけでなく一緒に美瑛牛乳で作られた、さっぱりしながらも牛乳のコクを感じられるジェラードが添えられておりボリュームも感じられるメニューです。

通年で営業

森の中にあるカフェなので冬季は休業していそうですが、冬季は1時間閉店時間が早くなるものの『nipek』は通年で営業しています。

春は桜と残雪残る十勝岳連峰、夏は新緑と青々とした爽快な青空、秋は白樺の鮮やかな紅葉、冬は条件が合えばダイヤモンドダストが見られたりと美瑛町の四季を感じることができるカフェとなっています。

ゆったりとした至福のひと時を味わえる贅沢な場所となっています。

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