日本テレビ系列で絶賛放送中の“月曜日から夜更かし”。
世の中の少し変わった場所や人たちを紹介するバラエティ番組ですが、番組内で白老町にあるとあるお店が紹介されました。
苫小牧から室蘭周辺に住んでいる人には結構有名なお店で、独特な外観と周りがゴミだらけの為少し躊躇してしまうかに料理専門店「かに太郎」。
営業中の看板もないためやっているのかどうか解らないのもハードルが高くなっている要因の一つになっています。
勇気をもって入って見よう
看板がないため営業しているのか非常にわかりにくいですが、一応営業時間は11時から13時までの2時間で売切れ次第終了してしまいます。
高齢の店主一人で作っているためそれほど数も作れず1日20食程度となっているので、土日は12時前には終わってしまうことも多いです。
番組紹介前からSNS等で話題となり、観光で来る人も増えているので確実に食べたい人は11時前に行くことをお勧めします
メニューは“かにめし”のみ
外観にはかに料理専門店とかいてありますが、現在提供しているものは“かにめし”のみです。
かつて国道36号線は多くの車が走りドライブインなども多くありましたが、高速道路の延伸、コンビニや道の駅といった気軽に立ち寄れるお店も増えてきたことで各地にあったドライブインは次々と閉鎖されその廃墟的なものが多く残っています。
かに太郎もそんな廃墟っぽく見えますが現役のお店です。
創業50年以上続くかに太郎は、店内のメニューを変えておらずかに料理専門店として賑わっていた頃のものをそのまま使い続けています。
オーシャンビューな店内
かに太郎は噴火湾の海岸沿いに面した店舗です。
真ん中に調理台がありその周りに座席があるため、360度すべてに窓がありすべての座席から海がみえる仕様になっています。
全ての座席が窓に囲まれているので、トイレはどこだろうと思ったらトイレは店内にはありません。
一回外に出て建物内の地下へ行く階段があり地下空間へと案内される何とも不思議な建物ですね。
ワンコインの“かにめし”
現在唯一提供している“かにめし”。
500円という非常に安価なお値段ながら、しっかりとカニの身が入っており上には甘く煮つけられた筍と椎茸がたっぷりのっています。
筍がかなり目立つためカニの身が少なそうに見えますが、食べてみるとカニの身もたっぷりと入って満足できる量となっています。
番組では東京からはるばるやってきたけど売切れだったという人を放送していましたが、これは遠方からやってくる価値があるお店だと思います。
ただ人気番組で放送されてしまったため土日はこれまで以上に人がやってきそうなので売切れ終了が早くなりそうですね。
1日限定20食程度なので食べてみたい人は早めに行くことをお勧めします。
■かに太郎
【住所】北海道白老郡白老町竹浦116
【アクセス】JR白老駅から道南バス[登別温泉]・[元気号鉄南線]に乗車し、西竹浦で下車
【営業時間】11:00~13:00(売切れ次第終了)
【定休日】不定休
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話