苫小牧・日高

“たいやきの店 いっぷく堂”幻のシンガーとも言われた北海道出身の超大物アーティストも来店したことがある鵡川町のお店

 鵡川というと脂の乗った美味しいシシャモが水揚げされる町として有名です。

シシャモ漁は秋に解禁となりますが、近年漁獲量は非常に減っており2023年は資源回復の為水揚げが中止となってしまいました。

残念ながら2023年度は鵡川のシシャモは食べられませんが、道の駅近くの「いっぷく堂」でシシャモをモチーフにしたシシャモ焼きは食べることができます。

一見普通のプレハブなお店ですが、ここ北海道出身の超大物アーティストが来店したことがあるお店なのですよ。

道の駅近くにある

道の駅駐車場から案内看板が見えるくらい近い場所にあります。

むかわ町は海側の鵡川町と山間の穂別町と合併して誕生した町で、旧穂別町で新種の恐竜の化石が発見されたということで恐竜の町として盛り上げています。

いっぷく堂の名物にもなっているのが、むかわ町で発見された恐竜をモチーフとした恐竜焼を発売しています。

他にも恐竜グッズやむかわ町出身のノベール化学賞を受賞した鈴木博士の実家の醤油屋の鮭醤油なども発売しています。

超大物アーティスト来店

数はあまり多くないですが、店内にはサイン色紙や写真が飾ってあります。

地方の小さなお店だと大半が北海道のローカルタレントや局アナが多いですが、何とこのお店には北海道出身の幻のシンガーとも言われていた大黒摩季さんが来店したことがあります。

人気絶頂期に全くメディアに出ることがなく、架空人物なのではないかともうわさされていた大黒摩季さん。

札幌市南区にある実家のパン屋ですら写真やサインもないのに、むかわ町のお店でお目にかかれるとは思ってもいませんでした。

ちなみに北海道胆振地震の復興コンサートでむかわ町や厚真町で無料のコンサートを行っており、その時に来店したそうです。

恐竜焼きのチキンマヨはオリジナルな味

名物でもある恐竜焼き。

穂別地区で見つかったむかわ竜をモチーフとしており、味はあんこ、クリーム、チキンマヨの3種類があります(たい焼きはあんことクリームの2種類)。

ここで気になるのがチキンマヨ。

サラダチキンにマヨネーズを合えたものでも入っているのかなと思いきや、チキンナゲットとマヨネーズという驚きの中身でした。

一瞬驚きますが、甘めのもっちりとした生地としょっぱいマヨネーズとチキンナゲットの相性がよく美味しくいただけました。

ししゃも焼きは季節限定

看板には描かれていないもう一つの名物シシャモ焼き。

これはシシャモの収穫と同じく秋にのみ登場します。

味は栗餡と桜餡の2種類で恐竜焼きやたい焼きとは違った味が楽しめます。

栗餡は栗の粒がしっかりとしており、栗の味がしっかりと楽しめる美味しい餡となっているので秋にむかわ町へ訪れた時には是非とも食べておきたいですね。

営業時間は18時にはなっていますが、売切れ次第終了となってしまうためあまり遅い時間だと無くなっている可能性もあるのでご注意ください。

■いっぷく堂

【住所】北海道勇払郡むかわ町美幸2丁目

【アクセス】JR鵡川駅から徒歩8分

【営業時間】9:30~売切れ次第終了

【定休日】月曜日

この記事を書いた人

コイチ

気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)

179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww

たま~に本州にも出没してます。
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