北海道で果物というと余市町や仁木町が有名ですが、道北の日本海側にある増毛町もフルーツ王国として人気のスポットです。
特に人気があるのが北海道の初夏の味覚“さくらんぼ”。
壮瞥町、仁木町、余市町、札幌市南区、芦別市、網走市など色々な所で開催していますが、増毛町は種類の多さと値段の安さでシーズン中は多くの人がやってきます。
札幌と旭川どちらからも遠くないため行きやすい所にあります。
1000円以下で食べ放題
増毛町内にもいろいろと果物狩りができるところがあります。
そんな果樹園激戦区の中でも育てている種類が多いのが『マルゼン佐藤果樹園』。
サクランボ以外にもぶどう、ブルーベリー、ハスカップ、プルーン、リンゴ、洋ナシなど色々あるのでシーズンを変えて訪れるのもいいですね。
そんなマルゼン佐藤商店の入場料はサクランボシーズンは750円、ぶどうシーズン850円です(ぶどうの頃は果物の種類が多いので)。
じゃらんで100円引きクーポンがあるのでさらにお得に果物狩りができます。
雨天対応のビニールハウス
格安な果樹園ですが、全てビニールハウスとなっているので雨の日でもぬれずに果物狩りができるのが魅力です。
時間は無制限なので好きなだけ自由に食べることができますよ。
数は多くないですがベンチもあるので座って食べることも可能です。
なお持ち帰りは別途持ち帰り用容器が配られるのでそれに入れて果物狩りを行います。
さくらんぼは全部で10種類
サクランボは一般的な赤い「紅秀峰」と「佐藤錦」が多いですが、園内には全部で10種類のサクランボがあります。
赤いものだけで数種類ありますが、厄介なのがプレートの付いていない木が多いという点。食べると味が違うのでわかりますが、見ただけだと普通の人は全くわかりませんね。
近くにいる農園の人に聞けば品種名とどんな味かは教えてもらうことはできますよ。
高級品種の月山錦もある
サクランボといえば佐藤錦のような赤いものやアメリカンチェリー(俗称らしく正式にはサミットという品種のようです)が一般的ですが、黄色い品種もあります。
それが高級品種の「月山錦」。
酸味がほとんどなく糖度が20度を超える非常に甘いサクランボです。
「月山錦」を含めると値段が上がる果樹園が多いですが、マルゼン佐藤果樹園はお値段変わらず750円です。
芦別市某所のサクランボ園だと3000円以上するので非常にお得ですね。
秋は果物三昧
サクランボシーズンは、サクランボ以外のものはありませんが、ぶどうの頃はりんご、なし、プルーンと色々食べることができます。
ぶどうもいくつか種類がありますが、個人的にお勧めなのが「バッファロー」。
あまりスーパーに出回らない品種ですが、ほどよい甘みと酸味味わいはまるで高級ぶどうジュースのようでとっても美味しいですよ。
直売所もあります
そんなにたくさん食べられないし、ちょっとだけ食べたいという人は直売所もあります。
だいたい500円前後で売られているものが多いので、スーパーで購入するよりもお得な価格となっています。
増毛町内の果樹園ではどこも直売所があるので、色々覗いてみるのもお勧めですよ。
■マルゼン佐藤果樹園
【住所】北海道増毛郡増毛町暑寒沢256
【アクセス】JR留萌駅から沿岸バス大別狩行きに乗車し、増毛南暑寒町5丁目で下車3.8km徒歩45分。
【営業時間】9:00~17:00
【営業期間】7月上旬~10月下旬 ※期間中無休
【料金】さくらんぼシーズン:750円、ぶどうシーズン:850円
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話