函館近郊で温泉というと湯の川温泉が有名ですが、函館近郊には様々な温泉地があります。
函館市内から北へ80kmほど進んだ北海道新幹線停車予定地の八雲町には、2つの源泉が楽しめる温泉宿“おぼこ荘”が人気です。
函館から八雲までも1時間以上かかりますが、その八雲市街地からさらに山の方へ向かうこと15km。
回りには民家は1軒もない秘境の地に“おぼこ荘”は佇んでいます。
内湯と露天で異なる泉質
おぼこ荘は1985年と比較的新しく開湯した温泉宿です。
日帰り入浴も可能ですが11時から16時までとあまり長くはありませんので、ゆっくりとしたい人は宿泊がお勧めですね。
おぼこ荘の特徴として、内湯と露天で泉質がそれぞれ異なっているという点です。
内湯は神経痛などに効果があるナトリウム塩化物炭酸水素泉で、少し熱めになっています。
冬季は外の気温が寒いので、内湯で温まってから行くのがよいでしょう。
自然の中に佇む露天風呂
露天風呂は川沿いにあるため少し下っていきます。
たどり着いた先にある露天風呂はとても広く開放的なところです。
茶色く濁った温泉で、泉質はこちらも神経痛に効果があるナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物泉です。
外気温が低くなる冬季は非常に入りやすい温度となるため長風呂ができます。
周りは民家のない静かな森なので夜は星空なども一望することができますよ。
囲炉裏プランがお勧め
おぼこ荘の宿泊プランは、ノーマルな懐石料理かプラス2200円で変更が可能な囲炉裏料理の2種類があります。
ノーマルなプランでも1泊2食付き10,000円とそれほど高い宿ではないので、ここは2200円追加して囲炉裏プランにするのがお勧めです。
ただ6組限定なので早めに予約しないと埋まっていることが多いのでご注意ください。
八雲の海鮮で舌鼓
囲炉裏コースは先付、季節によって変わる鍋物、エビ・ほたて・アワビなど八雲町特産の海産物と十勝牛がついてくるボリューム満点な海鮮焼き。
八雲町の美味しい海鮮を炭火で焼きながら食べる至福のひと時です。
肉も魚もあるので子供でも楽しみながらご飯を食べることができると思います。
ただかなり量があるのでお昼は少なめにした方がよいですよ。
■おぼこ荘
【住所】北海道二海郡八雲町鉛川622
【アクセス】JR八雲駅から熊石・八雲間予約バス熊石行きを利用し、おぼこ荘入口で下車(1日2本)
【日帰り入浴】600円(11:00~16:00)
【宿泊】1泊2食付き10,000円~(囲炉裏コースはプラス22,00円)
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話