小樽と言えば、一般的な観光客の方にとっては海鮮丼やお寿司といった海鮮をメインで訪れるところだと思います。
海のイメージが強い小樽ですが、実は10万人あたりの焼肉店の数は北見市・旭川市・帯広市に次いで北海道第4位という規模で札幌市よりも多いですよ。
そんな小樽市の焼肉屋では小樽ならではの一分変わった文化があります。
焼肉の町“小樽”
観光地エリアにはあまりないですが、小樽の繁華街“花園”地区などには沢山ある焼肉店。
今回お邪魔したのは小樽市内で3つの店舗を持つ人気の焼肉店『大仁門』。
寿司屋通りの裏にある東雲店は、ちょっとわかりにくい場所にあるので3つの中で一番空いている穴場店舗ですよ。
大仁門はリーズナブルなお肉から高級和牛まで色々なお肉が取り揃えられています。
冷麺や薬膳スープ、デザート類とサイドメニューも充実していますよ。
セットメニューがお得
大仁門のセットメニューは少人数から大人数向けまで多く取り揃えています。
人気なのは3~4人前入っているホルモン盛りで、5種類のホルモンが味わえます。
内臓系の下処理をしっかりとしているので臭みも少なく食べやすいと評判です。
今回は少人数で訪れたので和牛特上盛りと少し奮発しましたが、特上カルビはとろける様な美味しさで至福のひと時を味わえました。
山わさびがついてくるので脂が多いお肉でもさっぱりといただけますよ。
〆は冷麺ではない
一般的な焼肉屋さんといえば〆は冷麺でしょう。
もちろん大仁門にも冷麺はあり美味しい一杯です。
そば粉を使っていない冷麺なので、蕎麦アレルギーの人でも安心して食べられます。
1人前の量が結構多いので満腹な人はハーフサイズもありますよ。
ただ小樽の焼肉店の〆は冷麺ではなく別のものです。
焼肉のタレのスープ割
小樽の焼肉店の〆と言えば焼肉のタレのスープ割です。
ニンニクが効いた大仁門特製の焼肉のタレを牛テールスープで割って飲みます。
牛テールスープと焼肉のタレの塩味、たれにしみ込んだお肉の脂がマッチして焼肉のタレが極上のスープに早変わりです。
通な人は白飯を注文して焼肉のタレ茶漬けにして食べる人もいますよ。
焼肉のタレをスープで割って飲むという文化は昭和40年ごろから始まり、大仁門以外の小樽にある大半の焼肉店でやっています。
一風変わった風習のある小樽の焼肉を食べてみませんか?
■大仁門東雲店
【住所】北海道小樽市東雲町3-11
【アクセス】JR小樽駅から徒歩13分
【営業時間】11:30~14:00、16:00~21:30
【定休日】木曜日
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話