寛政元年(1789年)に建立した200年以上の歴史を誇る岩内神社。
毎年7月7日から9日にかけて例大祭が行われる、岩内町のシンボルとなっている由緒ある神社です。
観光的にはあまり知られていないため、桜の季節には見事な桜のトンネルが楽しめるということも岩内町住民以外にはあまり知られていません。
そのため桜が満開の時でもほぼ人がいないので素晴らしい景色を独り占めできる穴場的桜スポットです。
雄大な岩内岳をバックに
岩内町に入ると見える残雪残る岩内岳。
岩内岳はニセコ連峰の最西端となっている標高1,086mの山で山麓部には、IWANAIRESORTというスキー場があり、山頂からは日本海や積丹半島が見渡せる景色のいいスキー場です。
ニセコ地区よりも値段が安く、景色と雪質もよいことから外国人にも人気が出ています。
そんな残雪残る岩内岳をバックに見る桜並木は岩内神社ならではの光景ですね。
アクセスのいい岩内町
岩内町にはかつて岩内線という国鉄がありましたが、1985年に廃線となってしまいました。
鉄道がない町ながら、札幌駅から高速いわない号が1時間に1本出ており公共交通機関でも意外とアクセスがしやすい所です。
途中小樽駅、余市駅、然別(きのこ王国仁木店近く)に停車するので途中下車しながら訪れることもできます。
そんな札幌からのアクセスもしやすい岩内町にある岩内神社ですが、札幌近郊の桜特集ではほとんど出てくることがありません。
GW頃に見頃を迎える岩内神社ですが、桜を目当てに訪れる観光客はほぼ皆無なのでストレスなく見ることができますよ。
道の駅からも近い
岩内神社は、国鉄岩内線の岩内駅付近に建てられた「道の駅いわない」から1kmほどです。
道の駅なので駐車場もたくさんあるので、道の駅に駐車して岩内市街地をのんびりと歩きながら岩内神社を目指すのもお勧めです。
岩内町役場を過ぎたあたりから桜並木がスタートし、岩内神社まで桜のトンネルが楽しめますよ。
境内からみる桜並木も綺麗です
岩内神社は少し高台にあるため道の駅方面から来た場合は、上り坂を上がっていくこととなります。
それほどきつい道ではありませんが、普段あまり歩いていない人には若干きついかもしれません。
少し大変かもしれませんが、登り終わって後ろを振り返ると3つの鳥居と桜並木を見下ろすように見え、正面から見る景色とはまた違った光景を楽しむことができますよ。
せっかく神社まで登ったので桜を見て帰ってしまわず参拝もしていきましょう。
岩内神社では岩内町の名産のタラを模した“えぞみくじ”はスケソウダラの可愛らしい「たら福みくじ」もあるので、岩内神社へ参拝された際に引いてみてはいかがでしょうか?
■岩内神社の桜並木
【住所】北海道岩内郡岩内町宮園41
【アクセス】札幌駅から北海道中央バスいわない号に乗車し、終点で下車徒歩10分(1時間に1本)
※小樽・余市からも乗車可能です
【見頃】5月上旬
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話