森進一さんの歌で有名な“襟裳岬”。
そんな北海道有数の観光地“襟裳岬”があるえりも町ですが、襟裳岬へ向かう途中にあるえりも町市街地に郷土資料館があります。
観光地としてあまり注目されることがない郷土資料館ですが、無料にしてはかなり充実した施設で色々と楽しむことができます。
襟裳岬についての紹介もあるので、襟裳岬へ立ち寄る前にお勧めしたいのが“えりも町郷土資料館ほろいずみ・水産の館”です。
料金無料の郷土資料館
襟裳岬へ向かう国道336号線沿いにある郷土資料館。
駐車場への入口が若干わかりにくいですが、セイコーマートの前にあるえりも中学校方面に行くとすぐです。
建物が立派な施設でありながら料金は無料というありがたい施設です。
地元の陶芸サークルの方たちが作った陶器類や観葉植物など無料で配布していたりと、色々と無料な施設です。
映像展示が充実
無料の資料館というとパネルが少しある程度であまり内容が充実していない。
そんな所が多いですが、ここは無料でありながらタッチパネルで見られる映像展示が大量にあります。
地方の資料館で良くありがちな、壊れていて動かないというものではなく、ちゃんと動作するのですべての映像を見ようと思ったらかなり時間がかかりますよ。
映像は襟裳岬やハートの湖豊似湖の他、えりも町の観光スポット、自然、植物、郷土芸能、歴史など色々とありますので興味のある人は見てみてはいかがでしょうか?
隣接する水産の館は必見!
郷土資料館の方も展示が充実していますが、必見なのは隣の水産の館。
えりも町の漁業についての紹介ですが、その中にある昆布の展示は必見です!
水産の館には21種類の昆布標本がずらりと並んでいるのですが、すべて海中にある実物大で展示されています。
その大きさは数メートルを超えていてその迫力に圧巻されますよ。
巨大な昆布を収穫するコンブ漁は非常に大変で、えりも町ではコンブ漁の時期は学校の開始時間を遅らせ家族総出でコンブ漁を行うようです。
そんなコンブ漁のお知らせという学校のプリントなんかも展示されていて楽しめるスポットです。
嬉しいことに料金も無料なので襟裳岬へ立ち寄る前に是非とも訪れておきたいスポットですよ。
■えりも町郷土資料館ほろいずみ・水産の館
【住所】北海道幌泉郡えりも町新浜207
【アクセス】様似からJR北海道バスえりも方面行きに乗車しえりも町郷土資料館で下車(1日6本)
【開館時間】9:00~17:00
【定休日】火曜日・年末年始
【料金】無料
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話