留萌・羽幌

國稀酒造 老舗酒蔵は建物も素敵♪  

いや~、映画に出て来そうな大店(おおだな)の店構えですよね。
あ、実際に故・高倉健さんの「駅STATION」て映画のロケに使われているんでした(^^
中に入る前に、建物向かって左側に湧水が出ているところがあるので行ってみました。
おぉ~、増毛にある暑寒別岳の伏流水なんですね。
この美味しいお水を使って、國稀酒造のお酒が造られているのかぁ。

ロケに使われた重厚な作りの座敷です

店内に入ると健さんの写真が飾られた座敷が目に入ります。
太い梁を使ったしっかりした作りの家屋に、広い畳の間。
そして、昔祖父母の家で観た様な、時代を感じさせる火鉢やタンスなどの家具類。
「重厚」と言う言葉がピッタリな、堅牢な作りの建物。
しかしスタッフさんの話によれば、やはり建物も寄る年波には勝てず、リフォームを加えながら、昔の状態を保っているのだとか。
いや~、でもねぇ、こちらを圧倒する重みがありますね、やはり。

お酒以外にも色々と…

店内に入ったらズラッと酒瓶や酒樽が並んで、みたいな想像をしていたのですが、ぜん~ぜんそんな事はなくって、こちらは入り口近くにあった可愛らしい雑貨が並ぶコーナー。
素敵な封筒や便箋があって、気が付いたらレジに向かっていました(^^
別のコーナーには、一升瓶を二本入れて持って歩ける「酒袋」があったり、酒ではなく、果物の町・増毛のりんごや梨を使った炭酸水もありましたよ。

トリはもちろんこちらです!!

酒蔵に行ってるのに、酒が全然出て来ねぇじゃねぇか!!と、お怒りのあなた。
大変お待たせいたしやした。
どーすか、ズラッと並んだ酒瓶たちの姿は( ̄皿 ̄)
いや~、酒好きの私としてはどれもこれも欲しいのですが、そうもいきません。
厳選して、道産米で仕込まれたお酒を1本だけ仕入れさせて頂きました。

店舗の奥には試飲コーナーもあったんですが、私は「密」を避けて今回は遠慮しました。
平常時は工場など奥深くまで見学できるそうなのですが、やはりコロナの影響で、見学区域も制限されていました。

さぁ、そして私が家に連れ帰ったのがこちら!!
北海道産酒造好適米「吟風」と、暑寒山麓の伏流水から作られた「純米吟風・國稀」。
美味し過ぎて、あっという間に消えてしまったのは言うまでもありません( ̄∇ ̄)v
ということで、ここまで、日本最北端の酒蔵・國稀酒造の紹介でした。

【増毛町 國稀酒造】
北海道増毛郡増毛町稲葉町1丁目17
TEL. 0164-53-1050、売店直通:0164-53-9355
営業時間:9:00~17:00
休業日:年末年始その他

この記事を書いた人

hoshiboo

1959年産。
函館で生まれ育ちましたが、キャンプで全道を回るうちに道北の小さな集落に惹かれ
そこに友人も何人か出来てしまって、十数年前に移住。
山間部で家庭菜園を楽しみながら、時々旅している地産地消を推すおっさんです。

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