北見・紋別

廃線ファンもニッコリ♪ にしおこっぺ花夢(かむ)

名寄と興部町を結ぶ国道239号線は、下川町を過ぎると山間部を進む道になります。

緑に囲まれた道をひたすら走っていると、目の前が突然開け、左手に鮮やかなオレンジ色の建物が見えてきます。

それが西興部村の上興部地区に位置する「道の駅 にしおこっぺ花夢」。

お出迎えは、からくりオルガンのオーケストラ

館内に入ると目に飛び込んでくるのは、にぎにぎしい人形たちの楽団。

これは、日本にわずかに二人しかいないストリートオルガン職人の一人である谷目基(たにめもとき)氏が制作した、からくりオルガン「音・木・林(おとぎばやし)」です。
フイゴの風の力を利用して音が奏でられ、人形が動くからくりオルガン。

う~ん、のどかな音色に癒される~♪

演奏時間が決まっているので、これを見て、その時間をめがけて行ってくださいね~。

西興部村のちょっとレアな特産品もいろいろ♪

レアな特産品としてまず紹介したいのが、エゾ鹿の皮製品です。

ちょっと写真の写りが芳しくなくてごめんなさいm(_ _)m

これは、エゾ鹿捕獲から製品化までを全て自分達で行うNishiokoppe Deer Leather さんの作品。
ここにはキーホルダーや小銭入れなどの小物たちが並べられていました。

全てが手作業で、皮なめしに一ヶ月も要するという手間のかかった魅惑の逸品たちです。

続いてはこちらのドライフラワーリース。

ドライフラワーと言っても、可愛らしい色合いの品々が揃っていました。

館内には、ドライフラワーや押し花が体験できる「花工房」もありますよ。
そして西興部産のわらびの水煮を発見!!

スーパーなどでは中国産のものがほとんどで、道産のものに出会えるのは希少です。

これは道産どころか道北の西興部村のものですからねぇ。

珍しい!! 3袋買ってしまいました(^^
鹿肉の缶詰やマツタケ焼酎なんてものもありましたが、私の目を引き付けたのはこれ。
なんとなんと、西興部産の松茸を粉末にして練り込んだという贅沢感満載のラーメン!!

味噌・塩・醬油がそれぞれ2食ずつ入って2000円也。

廃線ファン、鉄道ファンには涙物の施設も!!

さて、この道の駅にしおこっぺ花夢から300mほど離れたところには、1989年に廃線となった旧国鉄~JR北海道の鉄道路線・名寄本線の上興部駅がありました。

現在そこは、駅舎とホームの一部をそのまま利用した鉄道資料館となっています。
開館時間は10時から16時半で、この日は着いたのが17時前だったので、残念ながら入館できず。

しかし、裏手にまわってみると、在りし日の名寄本線を彷彿させる光景が(^^♪
鉄道ファンでなくても、ある程度の年齢ならグッと来そうな駅のホームの佇まい。

にしおこっぺ花夢にお立ち寄りの際は、こちらの上興部駅跡まで足を延ばしてみてはいかがでしょうか?

と言う訳で、今回は西興部村の花と木々に囲まれた道の駅を紹介しました。

【西興部村 道の駅にしおこっぺ花夢(かむ)】

紋別郡西興部村字上興部37番地(国道239号沿い)

TEL. 0158-87-2333

営業時間:9:00~17:00(4月~10月)、9:00~16:30(11月~3月)

休館日:毎週火曜日※火曜日が祝日の時は翌日、年末年始(12/31~1/5)

この記事を書いた人

hoshiboo

1959年産。
函館で生まれ育ちましたが、キャンプで全道を回るうちに道北の小さな集落に惹かれ
そこに友人も何人か出来てしまって、十数年前に移住。
山間部で家庭菜園を楽しみながら、時々旅している地産地消を推すおっさんです。

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Domin
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