新冠町の名物といえば、競走馬、ピーマン、そしてレコード。
現在は配信ダウンロードが主流となりCDも廃れてきましたが、CDより前に主流だったのがレコードです。
30代の私はレコードに親しみが無いですが、70年代80年代は名曲が多くそれらの多くはCDではなくレコードなのですよ。
今回は懐かしいレコードが楽しめる新冠町の「レ・コード館」を紹介します。
無料ゾーンと有料ゾーンがあります
レ・コード館の入口に案内の人と券売機があるため、管内すべて有料の様に思えてしまいますが、実は大半が無料ゾーンなのです。
ミュージアムとリスニングルーム以外は無料で、レコードの視聴も無料でできますよ。
山口百恵、中森明菜、松田聖子…など古いアイドルが好きな人にはたまらない施設ですね。
そもそもなぜ新冠町でレコード?
なぜ競走馬の町でレコードなのか?
過疎化してしまった新冠町で何か町おこしができないか?
町内の音楽サークルのアイデアが発案で始まりました。
呼びかけによってレ・コード館オープン時には約30万枚のレコードが全国から集まりました。
その後もレコードは増え、目標の100万枚に達成したため、現在に至っています。
お気に入りのアーティストを探そう
100万枚すべて聞けませんが、レコードショップのように歌手別に並べてあるためお店のように選ぶことができます。
当時を知っている人はジャケットを見るだけで懐かしさを感じるかもしれませんね。
私の大好きな村下孝蔵さんも何点かあったのでテンションあがりました。
レ・コード館では手に取るだけでなく実際に聞くことも可能なのが嬉しいです。
無料ゾーンはヘッドホン越しですが、有料のリスニングルームを使えば個室でゆったり聞くこともできますよ。
展望台も無料
レ・コード館には展望台もあります。
高さはそれほどないので遠くの牧場までは見えませんが、近隣の牧場・新冠市街地・太平洋・判官館などが眺められます。
17時までなので夏場は夕日が見られませんが、冬場は日没が早いのでレ・コード館展望台から夕日を楽しむことができます。
懐かしの名曲たちに出会えるレ・コード館は道の駅のとなりなので、日高方面へドライブした際にぜひ立ち寄りたいスポットです。
■レ・コード館
【住所】北海道新冠郡新冠町中央町1-4
【開催時間】9:00~21:00(ミュージアム・展望台は10:00~17:00まで)
【アクセス】JR新冠駅から徒歩5分(日高本線は代行バス運行のため鵡川から先は代行バスになります)
【定休日】月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/30~1/5)
【料金】300円
この記事を書いた人:コイチ