釧路・阿寒湖

“別保公園”700本の桜が咲く釧路町の桜スポット。日本一遅い桜祭りも開催される公園

釧路地方の桜名所としてウェザーニュース等に掲載されているのは春採公園ですが、春採公園は春採湖の周りに少し咲いている程度で桜のスポットと呼ぶにはちょっと寂しい所です。

実際釧路市民も春採公園はそれほど桜スポットという認識はしていないようです。

そんな釧路市民がお花見スポットとして出かけるのが釧路市のお隣釧路町の別保公園。

隣町とっても釧路駅から8kmくらいしか離れていないのでご近所のようなところです。

別保公園には大きな駐車場もあるため車でも行きやすいため、桜の開花を楽しみにしていた釧路市民でとても賑わう公園です。

見頃は5月中旬

別保公園は少し内陸にあるため雪解けも遅く5月上旬でも結構寒いです。

そのため桜の開花は日本最東端の桜スポット根室市の清隆寺よりも遅く、例年5月中旬から下旬にかけて見頃を迎えます。

公園内はエゾヤマザクラをメインに千島桜、釧路八重など700本もの桜があるため、満開になると公園内を桜が色づかせます。

そんな桜の開花にあわせて日本一遅い桜祭りというのも別保公園で開催されます。

桜のオーナーを募集しています

釧路地方では列車が鹿と衝突し度々遅延が起こるくらい鹿の出没が多い所です。

鹿は雑食で何でも食べてしまうため、近年ではエゾシカの被害によって枯れてしまう桜も出てきています。

釧路町では別保公園に咲く桜を次の世代へと繋げていくため、枯れ行く桜の木を咲かせる桜の木オーナーを募集しているそうです。

桜の木のオーナーになるとオリジナルのオーナー証と植え付けた桜の木に氏名を書いた標識が設置されます。

20名ほど募集しているそうですが、1本10万円なので気前よくポンとだすにはちょっと高いですね。

アクセス良好なスポット

別保公園は住宅地から外れた内陸にありますが、近くにJR花咲線の別保駅があるため車以外でもアクセスはしやすいです。

鉄道の他に釧路駅へ行く路線バスが1日9本あるので両方合わせるとある程度の本数はあるので公共交通機関を利用していくこともできる桜スポットです。

別保公園は厚岸町へと向かう国道44号線沿いにあるので厚岸町の桜と合わせて見ることができますよ。

釧路町仙鳳趾産の牡蛎を堪能できる

釧路地方で牡蛎と言えば厚岸町が有名ですが、釧路町にある仙鳳趾地区も牡蛎漁が盛んな所です。

プリっとした大きな身が特徴で、ブランド牡蠣として道内外へも出荷している高級牡蛎です。

別保公園内にはカフェ&レストラン「ロ・バザール」があり仙鳳趾の牡蛎を使ったメニューが沢山あります。

プリっとした大きな牡蛎がゴロンと入った牡蛎入りのカルボナーラこと“カキボナーラ”が人気です。

クリーミーで濃厚なソースと磯の香りがマッチしてとても美味しいので別保公園へ訪れた時には是非とも食べておきたいお勧めメニューですね。

■別保公園

【住所】北海道釧路郡釧路町別保原野

【アクセス】JR別保駅から徒歩10分

【見頃】5月中旬~下旬

この記事を書いた人

コイチ

気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
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