函館市内の異国情緒あふれる景色が人気の函館市西部地区。
桜の時期は日本最古の観覧車がある函館公園が桜の名所として賑わいますが、函館公園から少し離れた住吉町という所にも隠れた桜並木が存在します。
それが今回紹介する「住三吉神社」。
函館七福神の一柱“寿老人”を祀っている神社で、社殿へと向かう参道にソメイヨシノが植えられており、桜の時期には見事な桜並木が楽しめる所です。
人が少ない穴場的な桜スポット
函館市内で桜のトンネルというと桜ヶ丘通りが近年SNS等で話題となり一気に訪れる人が増えました。
桜ヶ丘通りは柏木町から人見町にかけての通りにソメイヨシノが植えられており見事なトンネルが楽しめますが、シーズン中は車であふれかえるため早朝出なければ桜だけを撮影するのが難しくなりました。
住三吉神社の参道は桜ヶ丘通りほど距離が長くないですが、車がやってくることはまずなく人も少ないため純粋に桜だけを撮ることができます。
住三吉神社の読み方は?
住三吉神社と書いてなんて読むでしょうか?
ある人文字が邪魔しているため大半の人は一瞬悩んでしまいそうな神社名。
住三吉とかいて“すみよし”と読みます。
元々は海上守護の住吉神社がこの地にあったのですが、昭和9年の函館大火によって神社が焼けてしまい高台に残っていた三吉神社(みよしじんじゃ)と合併し「住三吉神社」となったようです。
昭和30年ごろまでは漁村として栄えており「嫁に行くなら住吉町」と言われるほど活気があったようです。
坂道を登ること10分
路面電車の終点“谷地頭”から600mほど。
距離は短いですが、この辺りは坂の町函館を象徴するような急な坂道が続くため普段歩いていない人が住三吉神社まで行くのは少し大変かもしれません。
若干苦労しますが、頑張った分綺麗な桜並木を堪能できるご褒美もあります。
最近ではこの辺りには景色の良さを売りにしたカフェも続々とできているため、桜散策後にカフェ巡りをするのもいいかもしれませんね。
桜並木と海を堪能
高台にあるスポットなので振り返ると桜並木と海を堪能することができます。
函館市内桜スポットは沢山ありますが海と桜が一緒に見られるスポットは珍しいです。
観光で訪れる際ですが、駐車場もなく道幅も狭いため車での来訪はお勧めしません。
函館公園に駐車して歩くという手もありますが、この時期はお花見客で大混雑しており早朝に行かないと車を駐車するのは不可能なのでホテルなどに車を置いて路面電車で訪れることをお勧めします。
■住三吉神社
【住所】北海道稚内市宗谷岬
【アクセス】函館駅から函館市電「谷地頭」行きに乗車し、終点で下車徒歩10分
【見頃】4月下旬~5月上旬
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話