牡蛎の町厚岸町にある子野日公園(ねのひこうえん)は、かつて厚岸町長を務めていた子野日弘毅氏の庭園を厚岸町が譲り受けて公園としたところです。
子野日公園内には、約1,200本もの桜が植えてあり釧路地方最大級の桜スポットです。
釧路地方は冷涼な気候な為桜の開花も非常に遅く、例年GWが明けてから見頃を迎えます。
日本列島の中でも最後の方に見頃となる子野日公園の桜は、ようやくやってきた遅い春を堪能するために釧路市近郊から多くの人たちが訪れる桜スポットです。
桜の開花に合わせて桜祭りを開催
厚岸町の桜の見ごろは例年5月中旬。
日本最北の地“稚内市”よりも開花が遅く、北の桜前線はゴールしていても東はまだゴールしていません。
そんな遅い春を楽しむイベントとして厚岸町では桜の見ごろと合わせて「あっけし桜・牡蛎まつり」が開催されます。
以前は公園内でイベントが行われ生ガキや焼きガキなどが販売され、桜を見ながら食べることができていましたが2023年度も感染症対策の為公園内での飲食は禁止となっています。
町内飲食店で協賛イベントを開催
会場内での飲食は禁止となっているため桜を見ながら牡蛎を食べるということはできませんが、厚岸町内各飲食店で協賛イベントが行われており「桜・牡蛎まつり特別セット」などを提供しています。
厚岸町内で身が詰まって味も濃厚な厚岸の牡蛎を堪能することができます。
道内で人気の道の駅「厚岸味覚ターミナルコンキリエ」も協賛店舗となっているので立ち寄っておきたい所ですね。
見本園まで歩いてみよう
子野日公園はエゾヤマザクラの他にヤエザクラなど色々な桜を楽しめる公園です。
子野日公園では、北海道では珍しい普賢像という桜も見ることができますが、公園から少し丘の上に登った桜見本園へ行かないと見られません。
少し歩きますが道中色々な桜を見ることができるので登っていく価値はある所です。
高台にある展望スポットですが木々が多いため眼下の厚岸湖はあまり見えませんのであしからず。
普賢像の巨木
登り坂を登り切った所に巨大な普賢像が咲く桜見本園があります。
本来温かい場所にさく普賢像なので、北海道ではとても珍しい桜です。
北海道でも特に冷涼な気候でもある釧路地方で咲く桜の為、桜を寒さから守るためハウスのようなガードが付いています。
そのため外からはその全貌が見られないのが少し残念な所です。
中に入って普賢像を見学しよう
ハウスに覆われている普賢像ですが、ハウスの中に入ることは可能です。
中へ入ると普賢像の全貌を見ることができ、沢山枝分かれして多くの花が咲いているのが楽しめます。
普賢像は室町時代以前からある品種で昔から親しまれてきた品種でした。
白く大きな八重桜は沢山花が咲くので見応えもありますよ。
釧路で生まれたヤエザクラ
子野日公園では普賢像以外にも珍しいヤエザクラがあります。
それが釧路生まれのヤエザクラ“釧路八重”。
名前の通り釧路地方で生まれたヤエザクラで、釧路以外ではあまりお目にかかることができない品種で花弁が多いのが特徴です。
多いものだと花弁が100枚以上ある個体もあるようですよ。
下の公園部分だけを見て帰ってしまう人が多いですが、釧路八重など桜見本園まで上がってこないと見られない品種も多く存在するので桜見本園まで頑張って登ることをお勧めします。
■子野日公園
【住所】北海道厚岸郡厚岸町奔渡6-9
【アクセス】厚岸駅からくしろバス子野日公園行きに乗車し、終点で下車(平日9本、土日7本)
【見頃】5月中旬
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話