釧路市はマニラ、香港と並ぶ世界三大夕日に数えられている所です。
釧路市で夕日を見るというと一般的には市街地の幣舞橋からですが、その他にも夕日が綺麗なスポットはいくつかあります。
中でも12月中旬から1月中旬までの1か月間しか見ることができない幻の夕日スポット“めがね岩”というスポットがあります。
釧路市郊外にあるめがね岩
めがね岩は、釧路市桂恋という地区にあります。
少し前までは路線バスが運行していましたが、現在は朝に釧路駅へと向かうバスが1本だけとなり、白樺台から2.4km徒歩となってしまった釧路市の町はずれです。
そのため観光客はまず訪れませんが、幣舞橋に負けない絶景が待っています。
海水の浸食によってぽっかりと真ん中に穴が開いためがね岩。
12月中旬から1月中旬にかけてちょうどこの穴の真ん中に夕日が落ちる瞬間を見ることができます。
期間限定の光景だけど人は少なめ
期間限定で見られる夕日。
カメラマンがたくさん来ているのかと思いきや、ちょっと訪れにくい場所にあるためか人は少なめなので落ち着いて写真を撮ることができます。
やはり夕方は幣舞橋やタンチョウの帰巣が見られる鶴居村などへ行く人の方が多く、ここは地元の人だけが来るそんな穴場スポットなのかもしれませんね。
高台の神社へも登ってみよう
めがね岩の目の前には、毘沙門天稲荷神社があります。
やや急な階段を登った先にある神社ですが、ここへあがると高い台に出ることができめがね岩を見上げる形で見ることができます。
真冬の北海道、この時期どこも雪で埋もれているそんな印象があるかもしれませんが道東の太平洋側は降雪が少なく晴れの日も多いため1月でも積雪0センチなんてことも珍しくありませんよ(この写真を撮影した2022年1月は0センチでした)。
雄大な太平洋を一望
毘沙門天稲荷神社へ登った場合、めがね岩の間に落ちる夕日は見られませんが、太平洋が一望できる高台なので太平洋へ落ちる雄大な夕日が見られます。
めがね岩からダッシュで駆け上がれば1分もかからない高台なので、真ん中に落ちるシーンを見た後にここへ登ってくれば太平洋へと落ちる夕日も楽しむことができますよ。
時々大雪が降ることもありますが、冬の釧路は基本的に晴れの日が多いです。
空気も澄んでおり夏場よりも綺麗な夕日が見られるので、ちょっと寒いですが釧路で夕日を見るなら夏よりも冬の方がおすすめです。
■めがね岩
【住所】北海道釧路市桂恋
【アクセス】釧路駅からくしろバス[16][17][18][55]に乗車し、東雲小学校前で下車2.4km徒歩30分(1時間に3~5本)
※めがね岩前の毘沙門バス停は朝1本のみのため使えません
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話