2005年に釧路市と飛び地合併した旧音別町。
かつては尺別炭鉱など炭鉱地として賑わっていたところですが、尺別地区も人口が減り尺別駅も廃止となってしまいました。
道東道が阿寒インターまで開通したこともあり、国道38号線を利用して釧路まで行く人もかなり減ってしまいましたが、音別町尺別地区には太平洋が見渡せる穴場ビュースポットがあるんですよ。
国道沿いに案内看板がないので要注意
今回紹介する旧音別町のビュースポットは“尺別の丘”というのですが、音別八景というのに選定されているのに国道38号線に案内がありません。
GoogleMAPが見られる人は地図上に表記があるので問題ないですが、見られない人は音別市街地から帯広方向へ約2kmの望洋苑斎場を目指せばたどり着けます。
望洋苑斎場前には案内看板があります。
冬季もしっかりと踏み固められています
ちゃんとした展望台があるスポットではないんですが、冬季は雪で埋もれてしまっているのかと思いきや、一定数訪れる人がいるためしっかりと踏み固められています。
少し登りがありますが、100mもないのであっという間に丘の頂上に到着できますよ。
音別の市街地と太平洋が広がる
上まで登ると音別市街地と太平洋の海岸線広がります。
空気が澄んでいる冬場ならば、はるか遠くに釧路市の工場街も見えますよ。
道央方面から来ると釧路は非常に遠いため、ここで釧路が見えるとようやくゴールが近づいてきたという安心感が出てきますね。
鉄道通過時刻は要確認
尺別の丘は一般的な観光ガイドには一切載っていないですが、撮り鉄の人にはとても有名なようで列車が来る時間帯にはカメラマンが多くいます。
尺別の丘のすぐ下には太平洋に沿ってJR根室本線が走っているので、なかなかいい写真が撮れるスポットとして人気の様です。
ただこの区間は非常に本数が少なく、普通車と特急列車あわせて上下24本のみです。
同じような時間帯に結構来るため数時間来ない時間帯もあるので、鉄道写真を撮りたい場合は通過時間を要チェックです。
特急列車は釧路出発30分後、池田出発40分後くらいを見ておけば良いと思いますよ。
■尺別の丘
【住所】北海道釧路市音別町尺別
【アクセス】JR音別駅から徒歩25分
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話