北海道で湿原というと釧路湿原が有名ですが、空知地方の雨竜町にも釧路湿原に負けない美しい湿原があります。
今回は札幌や旭川からも近い絶景の「雨竜沼湿原」を紹介します。
雨竜沼ゲートパークで受付を
雨竜沼湿原の登山口は雨竜町市街地から26km、約50分の道のりです。
途中細い未舗装路もあるので運転は気をつけてください。
雨竜沼へ行く場合は雨竜沼ゲートパークで受付をします。
強制ではないですが、木道などを整備するための協力金500円がかかりますので用意しておきましょう。
協力金を払うと道の駅のアイスクリームや温泉などで使える割引券をもらえます。
湿原入口まで約3km
ゲートパークから最初の吊り橋までの800mは未舗装の林道です。
吊り橋から先は登山道となりますので、登山靴などで行くことをおすすめします。
ゲートパークから湿原入口までは約3kmですが、ほとんどがゆるい上り坂なのでそれほどきつく危険な場所はありません。
最初の癒しスポット「白竜の滝」
登山口から約1.3kmのところに高さ25m、幅5mの白竜の滝があります。
午前中に行くと滝に虹がかかっていて綺麗な光景が楽しめます。
滝壺から湧き上がる水しぶきでマイナスイオンを浴びてリフレッシュしましょう。
白竜の滝を過ぎるとやや急な坂道が続きます。
登山口から約2時間
登山口から2時間ほどで雨竜沼湿原に到着します。
湿原内には全長4kmの木道があり湿原植物や池塘を楽しみながら一周することができます。
一方通行のため反対側から人が来ないので歩きやすいです。
湿生植物の宝庫
雨竜沼湿原では6~8月にかけて水芭蕉、エゾカンゾウ、ヒオウギアヤメなど様々な花々が楽しめます。
雨竜町の道の駅やゲートパークに登山ガイドがありますので、これを見ながら花探しをするのも楽しいです。
展望台から全景を楽しもう
湿原の西端に南暑寒岳への登山道があり、この登山道の途中に湿原を一望できる展望台があります。
湿原から500mなので頑張って登ってみましょう。
さらに頑張れる人は3km先の南暑寒岳へ登ってみましょう。
湿原以外にも日本海や札幌市の手稲山、そしてかなり天気のいい日は利尻富士も見ることができる絶景の山です。
■雨竜沼湿原
【住所】北海道雨竜郡雨竜町
【アクセス】JR滝川駅から空知中央バス雨竜経由深川行きに乗車し、雨竜で下車です(1時間に1本)
雨竜市街地からは交通機関はないためタクシー利用です。
雨竜町内の宿に宿泊すると送迎してくれるところもあります。
【開催日】6月中旬~10月上旬
※雪解けから雪が降るまで
【協力金】500円(任意です)
この記事を書いた人:コイチ