ニホンザルが温泉に入っている映像などをよく目にしますが、実は猿が温泉に入るのは日本だけです。
日本で最初に温泉に入ったといわれているのは長野県にある地獄谷野猿公苑と言われているようです。
そんな温泉に入る猿は函館市熱帯植物園でも見ることができます。
函館市熱帯植物園は湯の川温泉街にある施設で、猿たちも湯の川温泉につかります。
そんな湯の川温泉につかる猿たちは冬季限定でみられる函館の風物詩にもなっています。
見られるのは12月からGWあたりまで
湯の川温泉につかる猿たちが見られるのは12月からGW頃までです。
ニホンザルの北限の地は青森県で、北海道には野生の猿を見ることができません。
そのため北海道で猿を見るには動物園へ行かないと見られません。
北海道の厳しい寒さの冬を体を温める知恵として猿たちも温泉に入っています。
温泉に入るのは体を温めるため
温泉に入っていますが人間のようにカラダの汚れを落とすためではなく体を温めるために入っています。
人と違って汗腺が少なく汗をかきにくい体質なので、温泉から上がってから雪の中にもどっても湯冷めしないようですよ。
なので猿山に湯の川のお湯が注がれるのは寒い時期だけ。
300種類の熱帯植物がある
猿山が有名な熱帯植物園ですが、植物園という名前の通りメインは植物園です。
温泉地熱を使った温室で、真冬の北海道にいながら南国の熱帯植物を見ることができます。
敷地面積はそれほど広くはありませんが、300種類ほどの熱帯植物があります。
室内施設なので雨の日や大雪の時など外へ出られないときなどにおすすめのスポットです。
南国の果樹もみられる
パイナップル、パパイヤ、バナナ、カカオ、レモンなど南国の植物も実っています。
最近は地熱のハウス栽培でマンゴーが収穫できたりしますが、露地栽培で見ることはまずない南国の果樹たちが見られます。
実際に実がなっている状態を見たことがないためパイナップルの実のなり方結構衝撃的でした。
他にもパンの木、チューインガムの木、ピンポンの木などちょっと変わった樹木もあったりしますので、植物園としても楽しめるところですよ。
■函館市熱帯植物園
【住所】北海道函館市湯川町3-1-15
【アクセス】函館駅から函館市電「湯の川」行きに乗車し「湯の川温泉」電停で下車
【開園時間】9:30~18:00(11~3月は16:30まで)
【休園日】12/29~1/1
【入園料】300円
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話