2020年5月6日に廃線が決定した札沼線の終点があるのは新十津川町です。
1日1本しか列車が来ない町として有名ですが、鉄道以外でも夏に開催されるふるさと祭りが盛り上がります。
戦隊ヒーローショーやダンスなどもあり子供も楽しめるイベントですが、町外から多くの人がやってくる理由があるイベントも開催します。
今回は町外の人が多くやってくる夏の人気イベント「しんとつかわふるさと祭り」を紹介します。
大人気の新十津川産牛肉
人気イベントの始まる前に腹ごしらえもしましょう。
手打ちそば、笹寿司などいろいろ出店されますが、一番人気は新十津川町で育った牛肉を使った焼肉とハンバーグです。
ハンバーグは150g、焼肉は200gなので、両方食べたら350gもあるのでボリューム満点です。
しかも700円という安さも魅力的です。
メインイベントの泥ブリッジ選手権(でいぶりっじ)
ふるさと祭りのメインイベントは泥ブリッジ選手権(でいぶりっじ)。
会場には2本の農産物選果用のローラーコンベアーの上を、専用の板に腹ばいで乗って滑り泥のプールにどこまで近づけるか勝負する競技です。
32名の席を掴め!
参加できる人数はわずか32名。
この32名に選ばれるにはまず抽選会が待っています。
町外と町内で別れて抽選しますが、町内参加者が少ないため新十津川町民の方が当たる確率が高いです。
泥ブリッジは2人ずつ行いますが、敗者はコンベアー上に残っていても問答無用に泥プールへ落とされます。
優勝しない限り必ず泥プールへダイブすることになるので、汚れてもいい服でいきましょう。
太っ腹!優勝賞金10万円
このイベントが大人気の理由は優勝金。
なんと優勝者には10万円もらえてしまいます。
2位は2万円、3位と4位は町特産品、参加賞はタオルです。
優勝目指して町外から多くの人がやってきて盛り上がるイベントです。
今年は新十津川まで列車は走る最後の年の開催です。
2020年に廃止になる札沼線に乗車して、しんとつかわふるさと祭りを見に行ってみませんか?
札幌駅からのツアーバスもあるようです。
■しんとつかわふるさと祭り
【開催場所】新十津川ふるさと公園
【住所】北海道樺戸郡新十津川町総進188
【アクセス】JR滝川駅から北海道中央バスふるさと公園線に乗車し、ふるさと公園で下車(1日5本)
【開催日】7月下旬
※2019年は7月28日に開催
【時間】9:30~15:00
この記事を書いた人:コイチ