苫小牧・日高

春のウトナイ湖の風物詩 数万羽のマガンのねぐら入り

北海道の空の玄関口、新千歳空港近くにあるウトナイ湖では、雪解けが進んだ3月から4月にかけて数万羽のマガンがやってきます。

早朝に一斉に飛び立つねぐら立ちと、夕暮れとともにウトナイ湖に戻ってくるねぐら入りの両方を楽しめます。

今回は観光アクセスもしやすいねぐら入りをご紹介します。

夕暮れとともにウトナイ湖へ戻ってきます

新千歳空港に近いウトナイ湖は、近年立派な道の駅や展望台ができましたが、野鳥たちを間近で見るには道の駅から少し離れたネイチャーセンター周辺の方が見やすいです。

道の駅からは10分ほど湖畔沿いを歩いていくとあります。

 野鳥と飛行機が一緒に飛んでいます

飛行ルートにもよりますが、航空機は新千歳空港に着陸時はウトナイ湖の上空を飛行することがあります。

便数が多いので、数分おきに航空機がやってきて野鳥たちと飛行機を一緒に見ることができます。

数万羽のマガンたちが織り成す絶景

日中もたくさんの野鳥を見ることができますが、16時過ぎから少しずつマガンたちが帰ってくる光景が楽しめます。

続々と戻ってくる光景は見ていて飽きません。

夕日が落ちてから戻ってくる羽数が多くなり、ねぐら入りは夜まで続きます。

ねぐら入りは少しずつ戻ってきますが、早朝のねぐら立ちは早朝に一斉に出発するので、壮大な光景が楽しめます。

早朝にウトナイ湖へ行く路線バスやツアーなどもないため、車中泊をしないと行けないのでやや苦労します。

ウトナイ湖

【住所】北海道苫小牧市植苗150-3

【アクセス】新千歳空港から道南バス[30]苫小牧駅行きに乗車、ネイチャーセンター入口で下車(1時間1本)

【見られる時期】3~4月上旬、9~10月(春の方が羽数が多いです)

※道の駅に展望台も見られますが、ネイチャーセンター付近の方が見えやすいです

この記事を書いた人:コイチ

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