樹氷も見られる旭岳ロープウェイ
旭岳というと夏の高山植物を見に行く人が多いですが、真冬は極上のシルキースノーのスキー場へと変わります。
旭川駅からのバスには、スキーやスノーボードを持った外国人がたくさんいます。
真冬に旭岳が快晴になることが少なく、快晴の日に旭川へ来た時は是非旭岳まで足を伸ばしてみてください。
雪の量が多い年は、ロープウェイから樹氷も見ることができます。
姿見の池周辺は静寂の銀世界
夏は散策路があり高山植物を見ながら歩いていく姿見の池遊歩道も全て雪に埋もれ、一面銀世界へとかわります。
夏道はアップダウンがありますが、冬はほぼ平坦な道へとかわります。
ビジターセンターでスノーシューのレンタルもあるので、スノーシューを借りて夏では見ることができない噴気孔の近くまで行くことができます。
日没前に見える神秘の現象サンピラー
大半の人は散策とスキーがメインですが、旭岳は神秘的で非常に珍しいサンピラーが比較的出没しやすい場所でもあります。
特に日没前に現れることが多いので、ロープウェイ最終便で降りると、ロープウェイ車窓から見られることもあります。
サンピラーとはダイヤモンドダストに光が反射・屈折して、光の柱が現れる非常に珍しい現象です。
北海道内では旭岳の他美瑛町や名寄市などでもみることができますが、1シーズンに何度も見ることができないため、見ることができたら非常にラッキーです。
夕日も美しい旭岳
ロープウェイで簡単に往復できますが、帰りは麓まで歩いてみませんか?
スキー場なので圧雪されているのでスノーシューがなくても歩くことができます(登山道も兼ねています)。
特にサンピラーと夕日を堪能したい人は、15時頃姿見駅を出発し下山するとちょうどいいです。
夏の登山道は岩がゴツゴツしていますが、冬は歩きやすく1時間くらいで麓まで行くことができます。
■旭岳ロープウェイ
【住所】北海道上川郡東川町旭岳温泉
【アクセス】JR旭川駅から旭川電気軌道バス「旭岳」行きに乗車し、「旭岳ロープウェイ」で下車です(1日4本)
【営業時間】9:00~16:00
【料金】(往復券)1900円、(片道券)1300円
この記事を書いた人:コイチ