12月に開催のカニ祭り
北海道を代表するご当地海産物の一つとして、カニを思い浮かべると思います。
枝幸町、長万部町、根室市など7~9月にかけてカニ祭りを開催しますが、広尾町では夏ではなく冬に開催されます。
高速道路でアクセスが楽になったため、新鮮な毛蟹を求めて帯広市内や、遠く札幌からも多くの人が訪れるようになりました。
豊漁の時は1000円で買えることも
会場内で新鮮な毛蟹を直径約2mの大釜で茹で上げた毛蟹が大人気です。
毛蟹の値段は当日の朝に決定するため、当日までわかりません。
2017年は毛蟹が不良だったため、Mサイズ1800円と例年にない高額でした。
豊漁の年はMサイズ1000円の時もあるようです。
茹で毛ガニは大人気
帯広市内からも決して近いところではないのですが、毛蟹を求めて多くの人がやってきます。
茹で毛蟹やカニ汁を購入するときは、行列を覚悟しなくてはいけません。
12月の十勝は日中でもマイナスの日もありますので、暖かい格好でいくことをおすすめします。
茹で毛蟹はたくさん用意してありますが、昼前には売り切れてしまいますので、早めにいきましょう。
広尾グルメの屋台たち
まつりなので色々な屋台が登場します。
毛蟹祭りですが毛蟹をつかったメニューはそれほど多くありません。
毛蟹は少ないですが、漁港のため魚介類を使ったメニューが多いです。
あまり有名ではないですが、ししゃもやホッキ貝もよく漁れるようです。
ほとんどがワンコイン以下なので、お求めやすい価格になっています。
参加できれば必ず毛蟹がもらえる大人気イベント
「広尾毛がに祭り」ではイベントも開催されますが、一番人気は毛蟹早食い競争です。
1位は4杯、2位は3杯、3位は2杯、参加賞は1杯と、参加できれば必ず毛蟹がもらえます。
抽選なのでなかなか参加ができないのですが、当たったらとてもラッキーです。
毛蟹といえばまず味噌を食べてしまいますが、重量は身の方があるので味噌より身を食べたほうが重量を軽くすることができます。
高速道路が大樹町の手前まで伸びたため、帯広市や新千歳空港や札幌市からもかなり近くなりました。
スタートが9時からなので、帯広近郊以外の場合は広尾町内に宿泊することをおすすめします。
この時期はサンタランドのイルミネーションも楽しめるのでいいですよ。
広尾町の海の幸と山の幸を求めてお出かけしてみませんか。
■広尾毛がに祭り
【開催場所】広尾シーサイドパーク
【開催時間】9:00~14:00
【開催時期】12月初旬 ※2018年は12月9日に開催
【アクセス】JR帯広駅から十勝バス「[60]広尾」行きに乗車し、「シーサイドパーク」で下車(1時間1本)
この記事を書いた人:コイチ