奥尻島内の宿はどこに泊まっても夕飯が豪華で宿泊も楽しみの一つです。
今回紹介するのはフェリーターミナルから少し離れた宮津にある「旅の宿大須田」です。
フェリーターミナルへの送迎もありますし、定期観光タクシーを利用した場合は島内の各宿まで送迎してくれるので、港から離れていてもそれほど不便ではありません。
旅の宿大須田ではずらり並んだ海産物にウニとアワビが出てきて豪勢です。
奥尻島以外ではお目にかかれない桜貝の刺身もあります。
プラス料金を支払うとあわびやえびの踊り焼きも食べられますが、なくても充分豪華です。
汁物にもウニがたっぷり入った浜鍋です。
少し残して最後に雑炊として食べるのがオススメです。
他にも揚げ物や焼き物も出てくるので、普通の人には食べきれないくらい出てきます。
宿のある宮津地区は宮津弁天宮がある集落です。
すぐ近くにあるので朝食前に散策するのもいいと思います。
定期観光の場合は車窓からの見学だけなので、ここに宿泊しないと散策はしにくいところです。
Vの字になっているので降りて登るという珍しい山道です。
登って降りて本殿に到着。
全部で160段くらいあるそうですが、歩きなれている人にはどうってことないです。
宮津弁天宮とは反対側の道を歩くと、東風泊という集落が一望できる場所へ出ます。
このあたりでは夜は漁火が見られて景色もいいです。
(旅の宿大須田の客室からも漁火を見ることができます)
遠くて小さいですが鍋釣岩も、うにまるモニュメントも一応見えます。
港が近そうに見えますが歩くと1時間かかるので、送迎はお願いしたほうがいいです。(チェックイン時に帰りの送迎について聞いてきます)
フェリーの時間でなくても青苗方面の路線バスの時間でも大丈夫です。
フェリーターミナル以外の奥尻市街地ならどこでも送迎してくれます。(セイコーマートなど)
朝ごはん本来は朝獲イカの刺身が自慢ですが、漁がないときはイカ刺が出ません。(お盆など)
イカ刺がない場合は他の海産物がでます。(この日は生ウニと塩ウニでした)
利尻島や礼文島と異なり、奥尻島はどこの集落の宿でも豪華な食事が出て、8000円台で宿泊することができます。
ただしそれほど宿の数が多くないのでご注意ください。
■旅の宿大須田
【住所】北海道奥尻郡奥尻町字宮津36-1
※奥尻小学校の前にあります。
フェリーターミナルまでの送迎もあります。
この記事を書いた人:コイチ