美肌の湯として効果がある温泉はph8.5以上の強アルカリ性のお湯と言われています。
十勝にはそんな美肌の湯と呼ばれる強アルカリ性のお湯に入れるところが多く、新得町の山奥にあるオソウシ温泉は北海道最高のph10を誇ります。
オソウシ温泉途中から未舗装路を走らないといけないうえ公共交通機関もないような秘湯なので中々行きづらいというのも厄介な所です。
オソウシ温泉ほどではないですが、ph9.8という非常に強いアルカリ性の温泉が浦幌町内“にあります。
それがこちらの留真温泉(留真と書いて“るしん”と読みます)。
浦幌町の山奥にある温泉
留真温泉は浦幌町と本別町との境界線あたりにある比較的山奥にある温泉ですが、オソウシ温泉と違い道は舗装されており、デマンドバスが1日4本運行されているのでアクセスは比較的良い所です。
この辺りは炭鉱もあったため歴史は意外と古く明治時代に開湯しました。
かつては旅館もありましたが、現在は日帰り入浴施設のみで2011年に施設がリニューアルされ食堂もあります。
入浴と食事がセットになったものもあるので1日のんびりと過ごすことも可能ですよ。
保湿性の高い美肌の湯
留真温泉は、低温と高温の2種類の内風呂と露天風呂が1種類あります。
源泉温度が29.5度と低いため、カラマツのウッドチップを使って沸かしています。
地元でとれるカラマツを使っており環境にも優しい温泉です。
泉質は古い角質を落とす美肌の湯として定評があるアルカリ性単純硫黄温泉。
Ph9.8と強いアルカリ性のお湯なのでその質感はまさにローションのような保湿成分あふれる最高のお湯です。
美肌効果以外にも神経痛、筋肉痛、疲労回復などにも効果があります。
飲泉も可能
留真温泉では、浸かる以外にも飲泉も可能で浴室内に飲泉コーナーもあります。
飲泉は糖尿病、高コレステロール血症、便秘などに効果があります。
ただ硫黄泉なので若干硫黄の味がするためあまり美味しいものではありません。
家で楽しむこともできる?
留真温泉では温泉スタンドも用意されています。
何と利用は無料で誰でも自由に温泉を汲むことができます。
ただ家庭用の浴室は200リットルものお湯が必要となるので、20Lポリタンクを10個分満タンにして持ち帰らないといけないので非常に大変です。
飲泉が可能なので少し持ち帰って料理等には使えそうな感じなので、少し持ち帰るというのが一般的かと思われます。
Ph9.8という北海道トップクラスのアルカリ性温泉は、山奥にありますがダート道ではなく普通の道路でデマンド運行ながらもバスは通年で運行しているので比較的アクセスしやすい所にある極上の温泉です。
■留真温泉
【住所】北海道十勝郡浦幌町留真177-6
【アクセス】JR浦幌駅から本別・浦幌生活維持路線バスに乗車し、留真温泉で下車(1日4本 ※予約制)
【営業時間】11:00~21:00
【入浴料】500円
【定休日】年中無休
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話