美瑛町は北海道のほぼ中央に位置し「なだらかな丘」が続く町です。
春から夏の花景色、秋の色づいた紅葉は魅力的ですが、今回は私が1番好きな白銀の世界広がる「冬の美瑛」についてお話しますね。
ちなみにこの写真「雪原に佇むポプラの木」は、日産自動車のCMで使われ一躍有名になった「ケンとメリーの木」といいます。
夏の美瑛
北海道で行きたい観光地でも人気が高い美瑛町。
どこまでも続くなだらかな丘、雄大な農村景観、ラベンダーをはじめとする数多くの花畑。
ドラマやCMのロケ地が多数あるほど絵になる風景なのです。
冬の美瑛
季節は夏の豊かな緑から冬へと変わりました。
青空と真っ白な雪の2色に染められた白銀の世界は「北の大地」を教えてくれます。
お日様の光に照らされポカポカ暖かそうに見えますが、美瑛は丘陵地帯。
冷気が溜まりやすく、特に晴れた日は放射冷却の影響もあり気温がぐんと下がります。
防寒対策はしっかりしてくださいね。
青い池
今や富良野・美瑛観光といえば、ラベンダー畑と並んで名前が上がるのが「青い池」
美瑛中心部から車で約20~30分。
ブルーやエメラルドグリーンの池と立ち枯れた白いカラマツがその雰囲気を演出する幻想的な風景です。
観光バスや自動車が270台止められる駐車場があります。
しっかり道も遊歩道に舗装され、途中お土産屋さんや御手洗もあるので、のんびり森を散歩できますよ。
なぜ池が青くなる?
それは青い池から2kmほど山奥にある「白金温泉」と関わりがあるようです。
白金温泉は、湯の発見者が泉質の高さを白金(プラチナ)と例え名付けられた温泉だとか…
今回のメイン!冬の青い池
「青い池」は夏のイメージが強いですが、冬の姿が美しすぎると話題に!
水面は凍結し、上に雪が降り積もる「真っ白な青い池」に変貌します。
毎年11月から4月までライトアップが実施されます。
様々な照明パターンがあり、約10分おきに変わります。
光と色彩が織り成す光景は、寒さを堪えて見に行く価値ありですよ!
白ひげの滝
青い池から車を走らせること約5分。
白金温泉街にある青い池の上流「白ひげの滝」も合わせてライトアップしています。
「白いひげ」のように見える落差30メートルの滝。
冬にはライトアップで滝筋と雪の白、岩肌が際立ちます。
「青い池」「白ひげの滝」のライトアップを楽しんだ後は、冷えた体を源泉かけ流し100パーセントの白金温泉で温めるのも良いですよ。
ライトアップは令和2年~3年も開催予定です。
点灯時間は毎月変わるので、事前に「美瑛町公式ホームページ」にてご確認くださいね。
この記事を書いた人:ezo-tabi