函館市街地から恵山方面へと向かう国道278号線。
通称下海岸と呼ばれるエリアですが、恵山の道の駅までは漁村が続くだけで時々コンビニがある程度の飲食店とはあまり縁がないエリアです。
そんな下海岸に観光ガイドにも載っていないため、知らなければ通り過ぎてしまうような小さなお店「ぜにや」。
昼はコロッケ、夕方は焼き鳥を販売していますがどちらもすぐに売り切れてしまう人気店です。
お昼は肉コロッケのみ
小さな看板で焼き鳥とだけ書かれているお店が「ぜにや」。
看板の通り夕方は焼き鳥屋となりますが、お昼は焼き鳥の営業はなく肉コロッケを販売しています。
営業時間ははっきりと決まっておらず大体13時前後に開店しています。
私が行ったときは12時40分にはもう営業しており、すでにお客さんも何人か来ていました。
開店直後だとたくさんの肉コロッケを揚げているので確実に入手できます。
14時前には売り切れてしまう
コロッケというと一般的にジャガイモがメインで、そこにひき肉などの具材が入るといった感じですが、「ぜにや」のコロッケにはジャガイモは一切使われていません。
それならばコロッケではなくメンチカツなのでは?と思うかもしれませんが、「ぜにや」では“肉コロッケ”として販売しています。
お肉100%なので普通のコロッケでは感じられない肉汁あふれて旨味たっぷりな味わいが楽しめるのが特徴です。
ソースなしでもご飯のおかずとなる美味しい肉コロッケは1個120円という破格のお値段。
特に個数制限もないので一人で10個以上購入していく市民も多いです。
そのため14時前には売り切れてしまうことも多く、14時過ぎにお店の前を通り過ぎた時にはすでに売切れの看板が出ていました。
焼き鳥は予約が確実
焼き鳥の方も時間が決まっておらず大体17時頃から売り出します。
函館名物ハセガワストアの“焼き鳥弁当”同様に「ぜにや」の焼き鳥も鶏肉ではなく豚の精肉を使用しています。
“焼き鳥弁当”の焼き鳥よりも味とボリュームがよく、値段も1本110円と非常に良心的なため肉コロッケ同様にすぐ売り切れてしまいます。
焼き鳥の方が作る本数も少ないため入手困難で、たまたま通りかかって残っていたらラッキーともいえるくらいです。
予約が確実なのですが電話番号が非公開なため、実際にお店に行って尋ねないといけないという点がやや厄介な所ですね。
観光で訪れた際に両方食べたいという方はお昼に肉コロッケを購入して、夕方の焼き鳥を予約するというのが最善策だと思います。
「ぜにや」は湯の川温泉から車で10分ほどの銭亀地区にあるので、車ならばアクセスもしやすい場所にあるので恵山方面へのドライブがてらにちょっと立ち寄るのにお勧めなスポットですよ。
■ぜにや
【住所】北海道函館市銭亀町142
【アクセス】函館駅から函館バス[91]に乗車し「黒岩」で下車(1日11本)
【営業時間】(肉コロッケ)13:00頃~売切れまで (焼き鳥)17:00頃~売切れまで
【定休日】火曜日
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話