今や美瑛・富良野地区の定番観光地となった“青い池”。
かつては知る人ぞ知るマイナー観光地でしたが、巨大な駐車場が完備され池までも立派な散策路ができ観光地化されました。
そんな美瑛町の青い池同様に真っ青に見える池がファーム富田で有名な中富良野町にも存在します。
北星山とファーム富田の間
美瑛町の青い池は結構山の方に向かったところにありますが、中富良野町の青い池は市街地にあります。
観光でも訪れやすい北星山(町営ラベンダー園)とファーム富田の間にあります。
ただ観光スポットではないため案内看板もなく駐車場もないため、北星山の駐車場から歩いて行くこととなります。
徒歩といっても400mほどなので10分もかからずに到着できます。
正体はアルミニウムを含む用水池
案内看板も何もなく住宅街にあるため知らなければ素通りしてしまうようなスポットです。
車を運転する目線上で見えないため、車移動だとほぼ気づくことができません。
そんな中富良野町の青い池ですが、大正時代に腸チフスが大流行したため、それまでの川の水から井戸掘削や湧水の利用へと転換した用水池が増えてきました。
この青池はその用水池の名残でアルミニウムを含んでいるため青く見えます。
ただ夏は藻が発生しやすいので藻が無い秋以降が綺麗に見えますよ。
美瑛町に負けない青さ
季節や天候、時間帯によって青く見えなかったりすることもありますが、運が良ければ本家青池よりも青い状態で見ることができます。
あまり多くはないですが、用水池の中で泳ぐ魚を見ることもできます。
知名度はほぼ皆無な中富良野町の青池は、美瑛町と異なり見学する人はゼロ。
ゆっくりと好きな角度で青い池を堪能できますよ。
青く見えないこともある
周辺は特に立入禁止となっていないため用水路周辺を歩くこともできます。
前述の通り日の当たり方によっては全く青く見えないため見る角度も重要だったりします。
奥の方よりも道路沿いから見る方が綺麗な青が楽しめそうです。
中富良野市街地からファーム富田方面へ向かう途中にあるので、青く見えるか運だめしに立ち寄ってみるのもお勧めですよ。
■青い用水池
【住所】北海道空知郡中富良野町宮町3-48
【アクセス】JR中富良野駅から1.2km徒歩15分
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話