透き通るスープの塩ラーメンが450円! 年季が入った「横丁らーめん」

 函館といえば塩らーめん。

名店は色々とありますが、知る人ぞ知るこの時代にワンコインでお釣りがきちゃう塩ラーメンがあるという「横丁らーめん」さんの噂を聞きつけて潜入してみました。

 年季の入った店構えだけど勇気を出して入ってみた

函館五稜郭駅から徒歩10分の大川町の交差点付近にポツンとある赤い暖簾が目印の「横丁らーめん」さん。外からは中の様子がわからなく、暖簾がなければ普通のお家のような外観で一見さんは少し入りにくいかもしれません。

勇気を出して入ってみたら、優しいお母さんが切り盛りする家庭的な店内。若干雑然としている感もありますが、年季が入ったらーめん屋さんならではの味があります。

噂の450円塩ラーメンのお味は？

メニューにしっかり450円塩ラーメンが載っていました。さっそくオーダー。

塩ラーメン以外も全体的に安いっ。ご飯類はらーめん屋さんにはめずらしく、オムライスやカツ定食など、常連さんを飽きさせないラインナップ。

チャーハンも食べたくなって注文しようとしたら、半チャーハンもできるよということで(おそらくラーメンとセットなら？)、お言葉に甘えて半チャーハンにしてオーダー。

待つこと10分弱で来ました、透き通るキラキラスープが美しい塩ラーメンと具沢山の半チャーハン。

これぞ塩ラーメン。見ただけでうまみと優しさが詰まった美味しいスープということがわかります。お麩が乗っているのが函館スタイル。

麺は中太でモチモチ。優しく旨味のあるスープとよく合います。

肉々しい昔ながらのビジュアルのチャーシューは、噛みごたえはあるけどパサパサではなくお肉のうまみが感じられて美味しいものでした。

そして、麺の量は450円とは思えないしっかりしたボリューム。

チャーハンも美味しいしお安い

メニューには載っていないですが、300円でセットにしていただけた半チャーハン。これがまた具沢山で美味しかった。

ピーマン・玉ねぎ・にんじんのみじん切り、ゴロゴロ大きめのチャーシュー、塩加減も炒め加減も良き。決してベチャベチャでなく、炒め過ぎでもなく、全ての具の旨味がバランスよく混ぜ合わさり、どこか家庭的でもあるお味。是非ご賞味あれ。

この時代にこのお値段で、しっかりとした本格的なラーメンが食べられるのはありがたいことです。変わらないで欲しいけど、いつか多少値上げしたとてこのお味なら納得です。

ラーメン以外のメニューも安くて美味しそうなものが沢山なので、是非一度味わってみてください。(今はお昼だけ営業のようです。)

この記事を書いた人