美しい丘陵地帯の農村風景が国内外の人に人気な美瑛町。
地元の野菜を使ったカフェなども観光スポット周辺に点在しているためランチにはあまり困ることがありません。
今回紹介するお店は、そんな観光スポットから外れほとんど人もやって来なそうな奥まった集落にポツンとあるのが「おうるの森」です。
古民家風の店内
「おうるの森」は国道432号線のどん詰まりの五稜地区にあります。
本来は芦別市とつながる予定だった国道ですが、ここで工事が凍結しており行き止まりとなってしまい周辺に観光スポットもありませんが、このお店が観光スポットのようで店内は古民家を改装したような感じでなかなかおしゃれです。
外にもちょっとした遊具もあり子供さんは楽しめそうですよ。
食事は4種類
メニューは色々なおかずがついてくる森御膳が2種類。
他に鹿肉を使ったグリルものとパスタがそれぞれ1種類あります。
種類はそれほどないですが、御膳とパスタはそれぞれ日替わりなので飽きさせない内容となっていますよ。
ただ料金は1,400円とランチにしては若干お高めですが、1,400円払う価値がある内容なので美瑛のどん詰まりまで来たことを後悔させませんよ。
ひんやり濃厚な美瑛牛乳
ドリンクメニューは結構多いです。
中でもお勧めなのが氷〇〇と書いてある美瑛牛乳にいちご・抹茶・コーヒーの味が付いた氷が入った飲み物。
濃厚で美味しい美瑛牛乳に、それぞれのフレーバーが溶け込んで牛乳が苦手な人でも飲めてしまいます。
食事の前にほっと一息つくのにもよいですね。
おかず満載驚きの御膳
ご夫婦2人で営んでいるお店の為提供までに若干時間がかかりますが、ここはのんびりとスローな時間を楽しみましょう。
そして待ちに待った森御膳ですが、お盆からはみ出るくらいたっぷりのおかずがついてきます。
写真は森御膳(焼)ですが、メインの焼き物(鹿肉が多いようです)の他におかずが6品。
ご飯に汁物代わりの麺類(暑い夏の日だったので冷たいそうめん)と盛りだくさん。
森御膳(盛)の方を注文すると、焼き物の代わりに美瑛豚のしゃぶしゃぶや地元野菜を使ったおかずが8品ほどついたセットでこちらもボリュームあります。
鹿肉は下処理がうまくできないと硬く臭いもある時もありますが、おうるの森の鹿肉は全く臭みもなく柔らかいお肉なので非常に食べやすいですよ。
現在はどん詰まりの五稜地区ですが、ずっと工事が凍結していた国道432号線の工事が再開し2030年に全通する予定となっています。
これが開通すると旭川を経由しなくてよくなるので札幌方面から美瑛が行きやすくなりますので開通が待ち遠しいですね。
■おうるの森
【住所】北海道上川郡美瑛町五稜第五
【アクセス】公共交通機関はありません
※JR美瑛駅から10km、レンタサイクルで40分
【営業時間】11:00~16:00
【定休日】木曜日・金曜日
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話