美瑛町の青い池。
当初は地元の人しか知らないマイナーなスポットでしたが、近年メディアなどに度々登場したことにより現在では全国区の観光スポットとなり連日多くの人が来るようになりました。
青く美しい青い池とは対象に漆黒の闇のように真っ暗な黒い池が、美瑛町から南へ90kmほどの日高町内にあるのは殆ど知られていません。
日高峠の少し先
謎の黒い池どこにあるのかというと占冠村と日高町の境界線となる日高峠の少し先。
占冠村から日高町内に入った所です。
目印は少し広めの駐車スペースと鉄塔があるあたり。
車はここに停めて正面にある車の浸入を防ぐ柵があるのでその横を通っていくと黒い池に行くことができます。
駐車スペースから黒い池までは5分もかからずに到着できますが、民家もなく人もほぼいないので熊対策はしておいた方がよいでしょう。
漆黒の黒い池
池の周辺はトド松で覆われており、池を隠しているかのような所に黒い池はあります。
池の中からは枯れたトド松がたくさん伸びていてとても神秘的な光景が楽しめます。
池の周辺には淵を取るように熊笹が生えているので畔まで行くのは若干大変ですが、一部人が通った跡があるのでそこをたどれば下まで行くことも可能です。
熊笹の根っこで滑らないように注意しましょう。
なぜ黒いの?
なぜこのような真っ黒な池が誕生したのか?
その詳細は不明ですが、恐らく国道237号線を整備した際に堰き止められて池ができ、そこに残されたトド松などの木々が水中で腐り木の成分などで黒くなったのではないかと言われています。
晴れていて風がない時ならば、漆黒の湖面が磨き上げられた鏡のように映り青い池とはまた違った幻想的な光景を見ることができますよ。
■日高黒い池
【住所】北海道沙留群日高町日高
【アクセス】JR占冠駅から日高町営バス日高ターミナル行きに乗車し、道南バス前で下車3.7km徒歩1時間(1日6本)
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話