旭川駅からバスで20分くらいのところにある春光台公園は、あまり知られていませんが道北最大級の水芭蕉の名所です。
長かった冬の雪解けが終わると徐々に咲き出し、4月下旬に見頃を迎えます。
バスの本数も比較的多いところなので、観光でも訪れやすい春光台公園を紹介します。
大雪山と旭川の住宅街を一望
春光台という少し高台にある公園なので、公園内からは晴れた日には大雪山系の山々が綺麗に見えます。
麓の春光や末広は、旭川市でも住宅が多いエリアのため民家が多く、夜は夜景も綺麗に見ることができます。
750mに渡って自生する水芭蕉
公園内に沢があり、沢に沿って約750mの水芭蕉が自生していて、その多さは道北最大級のスポットです。
量はかなり多いですが、水芭蕉の近くに降りられる木道はないため、要所に設置している水芭蕉観察ポイントから眺めることができます。
奥まで広がる水芭蕉の群生
環境学習広場駐車場近くの観察スポットには、観察デッキもあります。
縦に長細く群生しているため、一番端っこになるこの観察スポットから見ると奥まで広がる水芭蕉の群生を見ることができます。
珍しい黄色いザゼンソウもあるようです
白い水芭蕉の中にあずき色したザゼンソウもあります。
まだ発見したことはありませんが、春光台公園には黄色いキバナザゼンソウという珍しい花もあるようです。
数はかなり少ないようなので、発見できたらラッキーだと思います。
道北バスと旭川電気軌道バスの旭川市内が乗り放題になる乗車券があります。
路線バスを使って男山公園、嵐山公園など旭川の春探しも楽しいですよ。
春光台公園
【住所】北海道旭川市近文6線3号
【アクセス】JR旭川駅から道北バス[28][29][30][34][36]に乗車し、春光台公園入口で下車です(1時間に3~4本くらいあります)
【水芭蕉の見頃】4月下旬
この記事を書いた人:コイチ