北海道で動物園というと旭山動物園が有名ですが、札幌市内にも円山動物園があります。
旭山動物園のもぐもぐタイムで大人気のシロクマですが、円山動物園でもシロクマが泳ぐ姿が間近で見られる施設が誕生しました。
旭山動物園とは違った見方ができる、円山動物園のホッキョクグマ館を紹介します。
シロクマが目玉の動物園です
円山動物園周辺はジェイアール北海道バスの営業エリアです。
琴似営業所を走る一部のバスに、円山動物園のシロクマたちをラップングしたバスも走っています。
動物園線専用車両ではないので、札幌駅や大通公園周辺でも時々見かけます。
様々な角度から見られる工夫のある施設
ホッキョクグマ館では、外放飼場を観覧できるエリアと、水中から観察できるエリアがあります。
多くのビューポイントがあるため、様々な角度からシロクマを見ることができます。
ホッキョクグマ館は1500平方メートルもある国内最大級の広さです。
まるで空飛ぶシロクマ
2018年3月にオープンしたホッキョクグマ館には、長さ18mもある日本一の水中トンネルがあります。
ここのトンネルに入ると、まるでシロクマが空を飛んでいるような光景を楽しむことができます。
旭山動物園のシロクマ館には水中トンネルはないので、この光景が見られるのは円山動物園だけです。
迫力あるシロクマの遊泳
ホッキョクグマは毛の中が空洞になっているため、体毛で浮力を作り出しているので泳ぎがとても得意です。
2分ほど息を止めて泳ぐことができるので、優雅で迫力のある泳ぎを水中トンネルから楽しむことができます。
隣にはアザラシが泳いでいます
ホッキョクグマ館は北方圏を再現しているため、同じ施設内にアザラシも飼育しています。
ホッキョクグマの隣にはアザラシの水槽があり、大好物のアザラシを必死に追いかけるシロクマの姿を見ることもできます。
透明のアクリル板で挟まれているので、実際に食べられてしまう心配はありません。
円山動物園へ訪れたら水中に入るまで待ってでも生で見ておきたい光景です。
円山動物園
【住所】北海道札幌市中央区宮ケ丘3-1
【アクセス①】地下鉄円山公園駅から徒歩15分
【アクセス②】地下鉄円山公園駅からジェイアール北海道バス[円15]動物園線に乗車し、「動物園前」で下車です。(20分間隔)
※駅から歩く場合は、動物園までゆるい上り坂です
【料金】600円(年間パスポート1000円)
【営業時間】9:30~16:30(11/1~2/28は16:00まで)
【休園日】第2・4水曜日、4月2週目の月曜日~金曜日、11月2週目の月曜日~金曜日
この記事を書いた人:コイチ