占冠村の村立自然公園として開放されている赤岩青巌峡(あかいわせいがんきょう)。
名前の通り赤や青の巨岩が織りなす独特な景観が美しい所です。
赤色のついた岩は古代の時代に誕生した珍しい岩を見ることができます。
散策以外にも、日本百岩場となっているため北海道のロッククライミングの聖地にもなっています。
また最近では鵡川をラフティングするアクティビティもあるようですよ。
一周30分の遊歩道
河原と反対方向に一周30分ほどで回ることができる遊歩道があります。
開放的な河原とは変わってこちらはうっそうとした森の中です。
早朝や夜間など人がいない時間帯は、ヒグマの心配がありますが、日中はクライミングで多くの人がやってきているので安心できます。
道東道が開通したため札幌方面からもかなり行きやすくなった占冠村。
週末になると多くのクライマーがやってくるため賑わっています。
クライミングの聖地
赤岩青巌峡は日本百岩場に指定されているロッククライミングで人気のスポット。
同じくロッククライミングで人気のある小樽市の赤岩は非常に高く落ちたら海という上級者向けスポットですが、こちらは赤岩山ほど危険ではありません。
とはいっても何の知識もない人が一人でロッククライミングをするのは非常に危険なので、ちゃんとしたプロがついて指導してくれるロッククライミングツアーが占冠村では開催しているのでこちらを利用するとよいでしょう。
隣町の南富良野町にあるモンベルでは店舗内でクライミング体験もあるのでまずはここで試してみるのもいいですね。
岩に囲まれた絶景
クライミングをしない人には全く面白くないのでは?
そう思うかもしれませんが、赤岩青巌峡の遊歩道は巨岩に囲まれたとても神秘的な場所です。
岩と岩が重なり合ってトンネルのようになっている所は、沖縄の斎場御嶽(せーふぁうたき)のような雰囲気があります。
特に初夏の新緑や秋の紅葉シーズンは散策にもってこいですよ。
運動靴や軍手は必須
30分で回れる岩に囲まれた絶景の遊歩道。
道は整備されてはいますが、所々岩登りをしないといけないようなスポットもあります。
岩を素手で触るため汚れることもあるので軍手はあった方がよいでしょう。
雨上がりや夜露などでぬれていると岩場は滑ることもあるので、運動靴で行くことをお勧めします。
都会ではなかなか堪能できない岩場に囲まれた幻想的な風景。
登山をしなくても見ることができるお手軽なスポットですよ。
■赤岩青巌峡(あかいわせいがんきょう)
【住所】北海道勇払郡占冠村シムカップ原野
【アクセス】公共交通機関はありません
※JR占冠駅から7.5km徒歩1時間30分
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話