世界遺産知床の玄関口斜里町。
斜里町内の温泉というと、巨大なホテルが立ち並び知床観光の拠点として利用する方が多いウトロ温泉を思い浮かべますが、ウトロ温泉以外にも温泉がいくつかあります。
携帯電話の電波も入らない山奥にある岩尾別温泉や越川温泉などもライダーには有名ですが、斜里市街地に近いエリアにも斜里温泉があるのはあまり知られていません。
JR知床斜里駅から徒歩20分ほどのところに斜里温泉があります。
朝7時から営業
斜里温泉の日帰り入浴時間は、午前7時から午後8時まで。
朝早くから営業しているため朝風呂に入ることができます。
受け付けは無人で券売機はなくカプセルガチャガチャで入浴券を購入します。
紙の券ではなく、カプセルが入浴券変わりとなっており出るときにカプセルを投入口へといれるシステムになっています。
紙代節約と何度も使えるリサイクルとしてはよいアイデアですね。
近くにキャンプ場があるので、キャンプの時の朝風呂にも最適なところです。
斜里町唯一のモール温泉
斜里温泉は、ウトロ温泉とは異なるモール温泉です。
地下1000mから湧き出る濃度炭酸水素ナトリウム重曹と植物性のドロ灰を含んだモール温泉です。
モール温泉というと十勝地方の十勝川温泉を思い浮かべますが、結構いろいろなところで入ることができますよ。
■熱めの第二浴場
斜里温泉は小さな温泉ながら、「熱め」の第二浴場と「ぬるめ」の第一浴場の2つあります。
熱めの第二浴場は浴槽がすこし小さめですが、第一浴場よりも洗い場が多いです。
そのため最初に第二浴場で身体を洗って少し温まってから第一浴場へと行くのをお勧めします。
400円という低価格ながらシャンプーや石鹸が用意されています。
タオル以外のものは持参する必要がないのは旅行中にはありがたいですね。
広めの第一浴場
ぬるめの第一浴場は中央に大き目の浴槽がひとつあります。
ベンチなどの休憩スペースも用意されていますが、なぜか洗い場が一つしかありません。
同じお湯ですが、第一浴場の方は湯の花がたくさん浮いています。
何か苔が浮いているように見えて若干汚く感じますが、この浮遊物に亜炭質に含まれるフミン質が多いため美容に良いようです。
素泊まりのみですが、斜里温泉は宿泊することも可能です。
ウトロ温泉は夏シーズン1万円以上することが多くて高いですが、斜里温泉は通年3000円と安いです。
市街地に近いため食事は市街地まで出て食べられるのでオホーツク観光の拠点にも使いやすい所ですよ。
■斜里温泉
【住所】北海道斜里郡斜里町西町13-11
【アクセス】JR知床斜里駅から徒歩20分
【日帰り入浴時間】7:00~20:00
【入浴料】400円
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話