留萌・羽幌

増毛の「ふるさと歴史通り」でタイムスリップ!! 

かつてニシン漁で栄えた増毛町。
最盛期には貨物輸送の拠点としても賑わい、駅前を中心に旅館や店舗が建ち並びました。

その当時の建物が、今も大切に保存され活躍しています。

歴史ある建造物が建ち並ぶ「ふるさと歴史通り」に向かう前に、1901年に本殿が造られた増毛厳島神社に立ち寄り、散策の無事を祈願(^^

増毛駅は観光資源として復活!!

ふるさと歴史通りの散策のスタートは増毛駅。
留萌~増毛間廃線に伴い、その駅としての役目は終わりました。
しかし、増毛町が積極的に保存・活用にのりだし、開業当時の姿を復元する形で改修され、2018年に観光施設としてオープン♪
駅舎内には、タコザンギがテイクアウトできる「孝子屋」さんが出店しています。
駅の裏っかわも、今にも列車が入って来そうな雰囲気のまま保存されています。
ホームも線路も駅名標もあって、鉄道ファンなら涙物の風景じゃないでしょうか。

タイムスリップ感が味わえる建物たち

駅前に堂々たる姿で佇むのは、木造三階建ての「旅館富田屋」。
1933年に建てられ、駅前旅館として賑わいました。
その隣は、健さん主演の映画「駅STATION」のロケにも使われた風待食堂。
現在は観光案内所として活躍中です。
歴史通りから見た風待食堂です。街路灯もまたいい感じです。

レトロな旅館は現役で活躍中♪

こちらは「増毛舘」という文字が見える1932年に建てられた旅館です。
現在は「ぼちぼちいこか増毛舘」という名の旅人宿として営業しています。
日本海の海の幸を味わったり、増毛の海でのカヌー体験も出来るこの増毛舘。
お隣には、「cafe海猿舎」という小さな喫茶店がピッタリとくっついています。
ここでは、暑寒別岳の伏流水を使ったコーヒーを楽しむ事が出来ますよ( ̄∇ ̄)v

豪商の豪邸も!!

増毛舘の一軒置いて西隣にあるのが、旧商家・丸一本間家の豪邸。
写真には店舗と、向かって右隣りの蔵の一部が見えますが、奥にはデカい住居や石倉もあります。
建てられたのは1902年。呉服商、海運業、ニシン漁の網元など手広く事業展開し、天塩国で一番の豪商と呼ばれたのだそうです。
いや~、それにしても敷地面積がデカすぎる(^^;
この旧商家・丸一本間家は、有料ですが見学もできます。

さて、この本間家が原点となっている道内指折りの老舗造り酒屋が、この国稀酒造。
こちらもまた豪邸ですなぁ~。
100年以上の歴史を誇る、雰囲気タップリの店舗。
こちらでは、お酒の販売の他に、利き酒コーナーもあり、店内の見学も出来ます。

ふるさと歴史通り周辺には、このほかにも大きな蔵や旅館など、古き良き建造物が保存・活用されていますよ。
増毛町のふるさと歴史通りで、タイムスリップしてみませんか?

この記事を書いた人

hoshiboo

1959年産。
函館で生まれ育ちましたが、キャンプで全道を回るうちに道北の小さな集落に惹かれ
そこに友人も何人か出来てしまって、十数年前に移住。
山間部で家庭菜園を楽しみながら、時々旅している地産地消を推すおっさんです。

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