旭川市のお隣の東神楽町。
近年は旭川市のベッドタウンとして人気で、数年前まで5,000人台だった町が10,000人を超えた北海道でも珍しい人口が増加している地域です。
観光地としてはあまりメジャーではなく、大半の観光客は旭川空港を利用するくらいでしょう。(旭川空港は旭川市内ではなく東神楽町にあります)
そんな東神楽町に桜がたくさん見られる地域があるというのは、旭川市民にもほとんど知られていないため超穴場な桜スポットになっています。
桜の名所は東神楽町の郊外に
東神楽町の桜スポットは八千代ケ岡という郊外にあります。
旭川に近いエリアは住宅街ですが、ちょっと郊外になると畑地ばかりの長閑な所です。
八千代ケ岡もそんなところで、都市部では珍しいサイロなんかも残っていますよ。
桜の観光地ではないので専用の駐車場はありませんが、集落の中心街に地区会館があるのでそこに駐車して散策することをお勧めします。
それほど広い集落ではないので歩いて散策できますよ。
個人宅の桜園も
八千代ケ岡地区には個人宅の庭を開放した桜園があります。
桜の時期になると一般開放しているため中に入ることができます。
ただ個人宅なのでベンチシートを広げて宴会などはできません。
純粋に桜を楽しむだけのスポットとしてマナーを守って見学しましょう。
山の斜面に桜がある八千代ケ岡21世紀の森
個人宅の桜園の他にも八千代ケ岡21世紀の森にも桜があります。
こちらは山の斜面にびっしりと桜が咲いているので、満開の時にはピンク色の丘が楽しめます。
ちょっとした登山になってしまいますが、上まで歩いて行くことができます。
上まで行くと下から見るのとは異なる素晴らしい景色が待っているので、少し頑張ってみましょう。
桜と旭岳
八千代ケ岡21世紀の森を登っていくとちょっとした広場があります。
上まで登ると下からは見えなかった旭岳がばっちり見えます。
桜が見頃になる5月上旬は旭岳はまだまだ雪景色。
真っ白な雪山と濃いピンク色のエゾヤマザクラ。
こういう光景が見られるスポットはなかなか珍しく貴重な光景ですよ。
バスの本数はそれなりにありますが平日のみなので、土日行く場合はマイカーで行くことをお勧めします。
■八千代ケ岡の桜
【住所】北海道上川郡東神楽町八千代ケ岡418
※GoogleMapにある“八千代ケ岡開拓広場”を目印にしましょう
【アクセス】JR旭川駅から旭川電気軌道バス東神楽行きに乗車し、東神楽バスセンターで東神楽町営バス稲荷八千代線に乗り換えて八千代で下車(平日のみ7本)
【見頃】5月上旬
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話