函館山といえば、世界的にも有名な夜景を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、実は朝日も綺麗なところだったりします。
ただ朝日が見られる時間帯にロープウェイの運行がないため、車もしくは登山となります。
夏は日の出が早いので大変ですが、冬季は日の出が遅いので比較的遅い時間に日の出が見られます。
でも11月中旬から4月中旬の間は山頂へ行く道路が通行止めとなってしまうため、登山以外では見られません。
少しハードルが高くなるのであまり一般的ではありませんが、夜景とはまた違った美しさが見られるのが函館山の朝日。
人によっては夜景よりも綺麗とも言う人もいる函館山の朝日を紹介します。
冬季は登山のみ
函館山は、334mと東京タワーよりちょっとだけ高いほどの小さな山ですが、登山道は西部地区の各所から伸びていて一年中函館市民が登っている山です。
朝日を見に行く場合は、足元が暗くなっているため一番歩きやすい旧山道を利用しましょう。
旧山道はかつての函館山山頂へ伸びていた自動車用の道路なので、坂道をひたすら登るような感じになっています。
冬季は雪が積もっていますが、函館市はそれほど積雪も多くなく日中多くの人が歩いているため足元が踏み固められており普通に歩くことができますよ。
麓から山頂までは30~60分程度です。
日の出の少し前が綺麗
日の出少し前の空は少し赤くなり、赤と青が綺麗な空模様です。
建物のライトアップは22時終了してしまいますが、街の明かりは日の出まで点灯しているため夜とはまた違った景色が見られます。
夕暮れから夜にかけては展望台には多くの人がいますが、朝日の時間に訪れる観光客はまずいないので、素晴らしい景色をほぼ独り占めできますよ。
津軽海峡から昇る朝日
季節によって日の出の位置は変わってきますが、だいたい津軽海峡方面から昇ってきます。
夏は4時台ですが、冬季ならば6~7時台なので比較的遅い時間に出発しても日の出を見ることができますよ。
もっと近い場所で日の出を見たい人は、渡島半島の東の付け根に位置する旧椴法華村の恵山岬灯台から見るのもおススメです。
目の前に温泉付きのホテルもあるのでそこへ泊るとよいでしょう。
赤く染まる函館の街並み
朝日が完全に登ると函館市街地の街灯は消え、また新しい一日がスタートします。
明かりが消え夜景は見られなくなりますが、朝日が昇った数分の間、函館の市街地が真っ赤に染まる光景を楽しむことができます。
夕日は函館山があるため函館市街地は影となってしまうため、函館の町が赤く染まる光景が見られるのは朝だけ!
湯の川温泉からだとタクシーを利用しないといけませんが、駅前やベイエリア周辺ならばなんとか歩いて行ける距離なので、晴れ予報の出ている朝にはちょっと早起きして函館山まで登ってみませんか?
■函館山の朝日
【住所】北海道函館市函館山
【アクセス】函館市電宝来町電停下車(旧山道登山口)
※始発が遅いので電車を利用すると朝日には間に合いません
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話