本州では温かく花も咲きだす3月ですが、留萌地方はまだまだ白い雪景色で春まで遠い季節です。
そんな留萌市に春を呼ぶまつりとして、毎年3月上旬に萌えっこ春待里が開催されます。
まだ雪もちらつくこともある季節ですが、春を待つ留萌市民の熱いお祭り「萌えっこ春待里(もえっこはるまつり)」を紹介します。
飲食提供のグルメ街道
萌えっこ春待里では、グルメ街道という屋台村も登場します。
大きな町のイベントではないので出店数はそれほど多くはないですが、ワンコイン以下で食べられるものが多いのでお勧めですよ。
無料の豚汁とお汁粉もたくさん用意していあるので、寒くなったら温かい汁物で体を温めましょう。
留萌市民白熱の萌えっこばんばレース
萌えっこ春待里のメインイベントは萌えっこばんばレース。
萌えっこばんばレースは、ニシン漁で栄えた留萌の歴史を伝承する事と、春を告げる魚ニシン豊漁を祈願する気持ちで、700kgのニシン舟をひっぱっていく競技です。
8人1チームで参加でき、優勝賞金は10万円と高額なため白熱しますよ。
留萌市は自衛隊があるため、自衛隊チームが毎年参加します。
自衛隊に勝てる猛者はぜひチャレンジしてみましょう。
じゃんけんに勝って留萌の味覚をゲット!
萌えっこ春待里では、当日参加できるイベントも多く用意しています。
特に白熱するのは毎年恒例の留萌市の味覚「甘海老争奪じゃんけん大会」。
単純にじゃんけんに勝ち進めば、獲れたて新鮮な生きた甘海老を1kgゲットできますよ。
かつて優勝したことありますが、活き甘海老1kgは想像以上に量が多いです。
発泡スチロールひと箱に入った大量の生きた甘海老!
ただ剥いて刺身として食べる以外にも、揚げたり、パスタにしたりと色々アレンジしながら留萌市の味覚を楽しみました。
運がよく勝ち進めば甘くておいしい甘海老がもらえるチャンスですよ。
その他は年によって異なることもありますが、クイズ大会・PK戦・おかしまき・もちまき・抽選会など何かがもらえるチャンスは盛りだくさん!
春が待ち遠しい季節に白熱する留萌市へ出かけてみませんか?
■萌えっこ春待里
【開催】3月上旬(2020年は3/8)
【時間】9:30~13:30
【開催場所】陸上自衛隊留萌駐屯地グラウンド
【住所】北海道留萌市緑ヶ丘町1丁目
【アクセス】JR留萌駅から沿岸バス留萌市内線Aコースに乗車し「自衛隊正門前」で下車(1時間に1本)
※札幌や旭川からの都市間バスもあります
この記事を書いた人:コイチ