北海道限定で販売されている乳飲料というと「ソフトカツゲン」が有名ですが、それよりももっと地域限定で利尻島でのみ販売しているのが「ミルピス」です。
利尻島で半世紀以上にわたって販売している乳飲料なので、利尻島民なら誰でも知っています。
佐々木倫子さんの漫画「動物のお医者さん」にも登場したことがあるので、本州でも知っている人がいるかもしれません。
今回は利尻島でのみ販売するミルピスについて紹介します。
道道沿いでひっそりと営業しています
鴛泊フェリーターミナルから道道105号線を沓形方面に向かう途中にあります。
ミルピスと小さく書かれた看板と赤いノボリが目印です。
赤いノボリがないときは営業していません。
販売は普通の民家です
ノボリを曲がったところにある個人宅が、ミルピスを販売しているミルピス商店です。
若干入りにくい雰囲気ですが、夏の観光シーズンには全国からお客さんがやってきます。
店内ではミルピスを製造している元気なおばあちゃんが案内してくれます。
テイクアウトもできますが、テーブル席が3つあるので飲んでいくこともできます。
瓶を返却する場合は350円、記念に持ち帰る時は400円です。
ミルピス商店以外でもオタトマリ沼の売店などでも販売していますが、瓶の返却ができないため400円での販売です。
手作りのジュースも販売
ミルピスの製造方法は家族以外には秘密ですが、材料には牛乳・砂糖・乳酸・クエン酸・香料そして利尻山の地下水を使っています。
ミルピス商店では、ミルピス以外にも手作りジュースを販売しています。
果物、野菜、山菜までいろいろな味があります。
ギョウジャニンニク味がどんなものなのか気になります。
ミルピスは、カルピスよりも牛乳っぽい感じでまろやかな味です。
利尻島でしか飲むことができない幻の乳飲料を飲んでみませんか?
■ミルピス商店
【住所】北海道利尻郡利尻町沓形字新湊150
【アクセス】鴛泊フェリーターミナルから宗谷バスBコースに乗車です
ミルピス商店前にバス停はありませんが、自由乗降なのでミルピス商店の前で下車することができます(1日5本)
【営業時間】7:00~20:00
この記事を書いた人:コイチ