止別治山の森見晴台　オホーツク地方が360度見渡せる隠れた展望スポット

ラーメン店が有名な「止別駅」

止別駅は網走から6駅目にある小さな駅で、北浜や浜小清水とは異なり観光地ではないため、流氷物語号では取り上げられていない駅ですが、この駅には隠れた流氷展望スポットがあります。

網走方面に少し戻ったところにある小さな踏切を渡り、道なりに歩いていくと治山の森入口の看板があります（小さいのでよく見ていないと通り過ぎてしまいます）。

お昼を食べていない人は駅舎にあるラーメン店が美味しいので、食べていくことをお勧めします。

動物たちの足跡が多い森の中を散策

展望台への道は雪にうもれているためややわかりにくいですが、よく見ると道のようになっています。

距離も200mなので遭難することはまずないでしょう。

豪雪地帯ではないので雪もそれほど積もっておらず、長靴で問題ありませんが、スノーシューがあれば行動範囲はもっと広がります。

360度の展望が楽しめる見晴台

見晴台付近はやや傾斜がありますが、入口から15分もあれば到着することができます。

あまり知られていないスポットですが、ここはオホーツクの景色が360度楽しめる穴場です。

流氷が押し寄せている時期は特に絶景です。

夏場は海や森を歩ける2kmほどの散策路が用意されていますが、この先の道はわかりにくく、長靴も埋もれてしまうのでスノーシューが必要になります。

高確率で流氷が見られるスポット

斜里市街地からウトロにかけては流氷がとどまりやすい場所のため、網走や紋別で流氷が流されてしまってもこのあたりからは残っていることも多いです。

流氷以外にも斜里岳や藻琴山など360度の景色を堪能できるスポットです。

次の列車が来るまで2～3時間あるため、散策して駅でラーメンを食べるのにちょうどいい時間となっていますので、汽車旅を楽しんでいる人には是非立ち寄って欲しいスポットです。

この記事を書いた人：コイチ