厳冬期に登場する1本の氷の柱
オホーツク地方の遠軽町丸瀬布にある山彦の滝は、厳冬期になると滝が氷一本の柱となります。
途中でゲートがしまっているため1.2kmほど雪道を歩くことになりますが、踏み跡がしっかりとあるため歩きやすいです。
滝の周りは自由に近づけるため、色々な角度から見ることができます。
昼間も綺麗なのですが、山彦の滝は日付限定で行われている夜のライトアップがとても綺麗なところです。
冬季に数回開催するナイトツアー
山彦の滝は冬季に数回ライトアップを行い、見に行くことができる「山彦の滝ナイトツアー」が開催されます。
遠軽町のウェブサイトで事前申し込みが必要ですが、web申し込みができるのは申し込みが楽でよいです。
1回の定員は40人になっていますが、可能な限り申し込みは受け付けるようで、過去には100人集まったこともあるらしく比較的参加はしやすいです。
カラフルな氷瀑のライトアップ
ライトアップは青、赤、緑、黄色の4色あります。
それぞれの色は、青は清流、赤は情熱、緑は息吹、黄色は幸福を意味しています。
多種多様な顔をみせるナイトツアーはとても美しく、極寒の夜を忘れさせてしまうひと時を過ごせます。
会場では温かいコーヒーや甘酒の振る舞いもあります。
冷えた体を温める食事と温泉
このツアーの嬉しいところは、見学だけでなく食事と温泉がついてきます。
ほぼ食事と温泉代でツアー代金なのでとってもお得なイベントです。
丸瀬布町の宿泊施設はマウレ山荘(高級宿なので高いです)しかありませんが、丸瀬布インターから近いので旭川や札幌からも日帰りが可能です。
遠軽市街地にホテルが数軒あるので、遠軽で宿泊し翌日は紋別観光なども良いと思います。
■山彦の滝ナイトツアー
【集合場所】やまびこ温泉(北海道紋別郡遠軽町丸瀬布上武利)
【開催期間】1月下旬から3月上旬の土曜日に開催
※2019年は1月12日、1月26日、2月2日、2月16日、3月2日の5回
遠軽町の専用ウェブサイトから申し込みで各日40名です
【参加費用】大人1800円、子供1000円(ガイド料、温泉入浴料、食事代込)
【アクセス】JR丸瀬布駅から遠軽町営バス「マウレ山荘」行きに乗車し、「やまびこ温泉」で下車です(1日3本)
※夜間は運行がないため公共交通機関利用の場合は、マウレ山荘に宿泊する必要があります。
この記事を書いた人:コイチ