新千歳空港の一部にもなっている苫小牧市にある北大研究林は、観光スポットとしては少しマイナーですが、苫小牧市内有数の紅葉スポットです。
苫小牧市美園地区の先にあり少し歩きますが、路線バスで行くことも可能です。
ただ案内看板がないためややわかりにくいので、公共交通機関で訪れるときは、駅前の観光案内所で場所を訪ねたほうが良いと思います。
苫小牧周辺で紅葉というと支笏湖と登別温泉がありますが、こちらも負けないくらいの美しい紅葉を楽しむことができます。
ちょうど紅葉が見頃の頃に苫小牧市ではほっき祭りも開催されるので、まつりでほっき貝をたくさん食べたあとに紅葉散策するのも良いと思います。
北大研究林ではヤマモミジが多いため、鮮やかな赤色の紅葉を楽しめます。
苫小牧駅から近い出光カルチャーパークや緑ヶ丘公園でも紅葉が楽しめますが、これらの公園はエゾヤマザクラの赤が多いため、ここまで綺麗ではありません。
ただ住宅街から少し離れた森にあるため、ごくまれに熊が出没することもあるようなので、鈴などを持っていたほうが安心だと思います。
散策路が整備されているため、苫小牧市民の散歩コースにもなっているようで、結構人が来ます。
池のところにはベンチもあるので、のんびり過ごすこともできます。
風もなく穏やかな日は池に紅葉が写りとても美しいです。
広大な北大研究林ですが、綺麗なのは研究林研究管理棟のあたりまでです。
林道をひたすら進むと支笏湖雨方面へ行ける国道276号線に出られるみたいですが、道も狭く通る人もほとんどいないため、あまり奥地へは行かない方がいいと思います。
■北大研究林
【住所】北海道苫小牧市高丘
【アクセス】JR苫小牧駅から道南バス「苫小牧営業所」行きに乗車し、「はんの木公園」で下車です(1時間に2本ほどです)
【紅葉の見頃】10月中旬~10月下旬
この記事を書いた人:コイチ