北海道といえば蕎麦の産地。
生産量日本一の幌加内町をはじめ、岩見沢市、浦臼町、福島町、鹿追町、新得町などでそば祭りが開催されます。
しかし北海道は小麦の生産量も日本一で、手打ちうどんの店が道内各地に存在しますが、うどんを名産としているのは、下川町と更別村の2自治体のみ。
そのうち“うどん祭り”を行っているのは下川町1か所だけです。
北海道唯一のうどん祭り
下川町のうどんは、北海道産小麦100%使用した手延べうどんです。
下川町内には9つの製麺工場が操業しており、手延べうどんの提供する店舗が市内中心部に多くあります。
そんな下川町の手延べうどんを提供するお店が出店しています。
町内一の人気店はバスターミナル近くにある“みなみ家”。
祭りでは提供していませんでしたが、自家製トマトソースを使ったうどんナポリタンというちょっと変わったメニューが美味しくて気に入っています。
全国のうどんも登場
讃岐うどん、稲庭うどん、水沢うどん、伊勢うどん、加須うどん、吉田うどんなど日本全国にあるご当地うどん。
うどん祭りということで、下川町以外のうどん店もやってきます。
やってくるうどん店は年によって異なるので、どのご当地うどんが来るか毎年の楽しみでもあります。
イベントも開催
幌加内町のそば祭りのようにステージゲストがいてライブを披露するといったことはありませんが、しもかわうどん祭りでも小規模ですがイベントはあります。
そのうちの一つが“なめこすくい”。
サイコロを振って、出た目によってすくう網が変わるといったものです。
いい網が出れば100円とは思えないくらいの凄い量が取れたりしますよ。
めざせうどん1年分
イベントで一番人気なのは日曜日に行われるうどん早食い競争。
40g×10杯のうどん早食いで例年の優勝者のタイムは20秒台。
幌加内町と違って抽選ではなく先着順なので9時に会場に到着できれば参加できると思いますよ。
早食いに自信がある人はぜひチャレンジして、美味しいうどん1年分をゲットして下さい。
8月最終土日に開催
しもかわうどん祭りは毎年8月の最終土日に開催されます。
翌週は幌加内町のそば祭りが開催され、同じ上川振興局自治体ということで両方めぐるスタンプラリー的なものも行っています。
幌加内の方は毎年数万人規模の人が訪れますが、下川町の方はややマイナーな為近隣の人が来るくらいなのでそれほど混んでいません。
最近はお盆を過ぎても暑い日が続く北海道。
のど越し抜群の美味しい手延べうどんを食べに下川町まで行ってみましょう。
■しもかわうどん祭り
【開催】8月最終土日
【開催時間】土)12:00~20:00 日)9:00~14:30
【開催場所】にぎわいの広場
【アクセス】JR名寄駅から名士バス下川・興部行きに乗車し、下川バスターミナルで下車
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話