ガンダムの生みの親安彦良和さんの出身地オホーツク地方の遠軽町。
ここに10ヘクタール(東京ドーム約2個分)という広大な敷地におよそ1000万本のコスモスが咲く「太陽の丘えんがる公園虹の広場」があります。
敷地面積の大きさとコスモスの咲く量は日本最大級のコスモス園とも言われています。
8月中旬ごろから咲きだし9月上旬ごろに見ごろを迎え、9月下旬までコスモスを堪能することができます。
開花期間中はコスモスフェスタが開催され、郷土芸能やダンスなど披露され、初秋のオホーツクの花スポットとして多くの人が訪れます。
15種1000万本のコスモスが咲く
太陽の丘えんがる公園虹の広場で咲く1000万本のコスモスは15種類ほどあります。
一般的なピンクや白色のコスモスのほかに黄色や茶色といった珍しいものまで見ることができます。
特に茶色いチョコレートコスモスは、色だけでなく匂いも香ばしいカカオのような香りがして本当にチョコレートのような匂いがするので、見つけたらぜひ嗅いでみてくださいね。
一面ピンク色の光景
東京ドーム2個分という広大な敷地の太陽の丘えんがる公園。
園内に入場すると一面ピンク色のコスモスの海が堪能できるまさに絶景スポットです。
夏が終わり紅葉前の比較的閑散期に見ごろを迎えるため、見事な景色にもかかわらずさほど団体観光客が押し寄せないためストレスなく見学できるのも太陽の丘えんがる公園のいいところでもありますね。
とても広いため園内歩くのが大変という人向けに別料金がかかりますがコスモスバスというトラックを改造した乗り物で移動することもできます。
町道からも見ることができる
ファーム富田や北竜町のひまわり畑など北海道の花スポットは入場無料の所が多いですが、太陽の丘えんがる公園は入場料がかかり見学時間も設定されています。
以前は300円と安価でしたが、2023年からは600円と大幅に値上がりしました。
公園が営業していないときや入場料がかかるのが嫌という人は公園の周りを走る町道からも見ることができます。
目の前で見ることはできませんが、コスモス園を見下ろす形で見られるので公園内から見るよりも全体を見ることができる隠れた見学スポットだったりします。
隠れた展望スポットも…
ほとんど車はやってきませんが町道は狭いため、長時間停車することが難しいです。
ですが町道をさらに進んだ先に”名吟句碑のみち”と案内された看板があり、この看板通りに進んでいくとコスモスの展望ポイントがあります。
やや狭い未舗装の道を進むことになりますが、狭い道を抜けた先に広い駐車スペースがありここからコスモス園全体を見渡すことができますよ。
開園時間前ならば誰もいないのでコスモスだけが綺麗に撮れる絶景の地です。
地元では有名ですが、遠軽町のホームページには一切記載がないため非常に穴場な展望スポットだったりします。
開花宣言の花火大会もある
遠軽町ではコスモスの開花に合わせて、コスモスの開花を宣言する花火大会が実施されます。
例年8月最終の土曜日に行われることが多いです(2023年は8月26日土曜日に開催)。
場所は太陽の丘えんがる公園ではなく湧別川の河川敷の特設会場となります。
開花宣言の花火なので数発上がる程度かと思いきや、これが大間違いで4000発の打ちあがるオホーツク地方では大規模な花火大会となります。
そのため比較的近い北見市内からも多くの見物客が訪れるため1万人以上の人が訪れる人気の花火大会で、遠軽の夜空に打ちあがる大輪の光景に魅了されますよ。
■太陽の丘えんがる公園虹の広場
【住所】北海道紋別郡遠軽町丸大70-1
【見ごろ】9月上旬~中旬
【開園時間】9:00~17:00
【入園料】600円
【アクセス】JR遠軽駅から徒歩30分(タクシーで8分)
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話