函館の朝市、札幌の二条市場、釧路の和商市場。
観光で訪れる人がかなり多いですが、これらの市場は地元民はまず行かず北海道三大ダメ市と言われています。
有名観光地で道外からの観光客が多い所は料金を高く設定していますが、道外ではちょっとマイナーな町になるとお得に食べられたりします。
日本海沿岸にある留萌市もそんな町の一つで、駅前にある長田鮮魚店は非常に安く地元の人でにぎわっている所です。
駅前にある留萌駅前自由市場
長田鮮魚店は駅前にある自由市場内にあります。
建物がやや古く入るのに少し戸惑ってしまいますが、中へと入ると八百屋、肉屋、かまぼこ屋そして長田鮮魚店の4つのお店が入っています。
市場というと観光客向けにフードコート的なものが入居していることが多いですが、ここはお店だけで飲食店はなく、古き良き市場といった雰囲気があります。
留萌近海の魚が並ぶ
留萌近海で水揚げされた新鮮な魚たちが並んでいます。
ほぼ浜値価格に近い状態で売られているのか1,000円以下で買えてしまうような魚もたくさんありお財布にとてもやさしい鮮魚店です。
地元の人は基本的には車でやってきて大量に購入していく人が多いです。
市場前と駅前に無料駐車場があるので車で行きやすいのもいいですね。
箱売りがお得!!
長田鮮魚店で特にお買い得なのが箱売り商品。
写真はカジカですが、1匹500円でも安いですがそれが4匹入った箱売りが500円。
1,000円しないで買うことができてしまいます。
カジカは北海道の冬では、定番の魚で主に鍋や味噌汁なんかに使われ、いい出汁が出て美味しい魚です。
その時の旬の魚が箱売りされているので、カジカ以外にも甘えびやカレイなどその時によって色々とありますよ。
コスパ最強の海鮮丼
公共交通機関で留萌を訪れた場合、箱売りの商品はちょっと求めづらいですが、長田鮮魚店ではテイクアウトの海鮮丼というものも販売しています。
ウニシーズンならばウニが入っていて2000円以下で購入できる非常にコスパが良い人気商品です。
写真の海鮮丼は2,000円で購入しましたが、ウニの他にも色々なネタが入っているので観光市場の食堂なら3,000円以上すること間違いなしです。
海鮮丼のネタはその時によって変わるため、ウニがない時は1,000円以下で販売していることもあるので留萌に来たら要チェックなお店ですよ。
イートインスペースはないので、留萌駅の待合室か徒歩10分もかからない道の駅なんかで食べるのがよいでしょう。
■長田鮮魚店
【住所】北海道留萌市栄町1-1-10
【アクセス】留萌駅で下車
【営業時間】9:00~17:30
【定休日】火曜日
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話